一月十七日(火)晴れ。
かつて熱海の海岸前には大箱のホテルが並んでいた。民族派団体もそれらのホテルで新年会などを行ったものだ。そのビーチロード沿いにあるのが、有名な「お宮の松」。 明治三十年より六年間「読売新聞」「新小説」に断続的に掲載された 尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)。この小説にちなむ「お宮の松」と、「熱海の海岸散歩する・・・」で始まる歌が一体となり、爆発的なヒットとなった。そのお宮の松のすぐ横にあるのが、「貫一とお宮の像」である。「ダイヤモンドに目がくらみ、貫一を捨てた」お宮を、貫一が足蹴にしている像だ。今ならDVで告訴されるかもしれない。
昔はおおらかで、奥村チヨのヒット曲「恋の奴隷」の歌詞には、「悪い時には、どうぞぶってね。あなた好みの女になりたい」とある。女を殴るのは最低。と言うが、奥村チヨみたいな女もいるのだ。というのは冗談です。話を貫一とお宮に戻せば、二人の修羅場のセリフはこうだ。「一月十七日、宮さん、よく覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一はどこでこの月を見るのだか。再来年の今月今夜、十年後の今月今夜、一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ」。そうです。今日は、貫一とお宮が別れた日です。と言っても、若い人にはピンと来ないかもしれませんね。何せ私は、衣紋掛け、乳母車、涎掛け、写真機の世代ですから。
トランプの支持率が、歴代大統領の中で最低と言う。しかし、トランプが大統領になるということだって外した「世論調査」にどんな信憑性があるのか。支持率が高かろうと、低かろうと、トランプが大統領になることはには変わりがないのだから、支持率よりも、彼の政策の方に興味がある。
かつて熱海の海岸前には大箱のホテルが並んでいた。民族派団体もそれらのホテルで新年会などを行ったものだ。そのビーチロード沿いにあるのが、有名な「お宮の松」。 明治三十年より六年間「読売新聞」「新小説」に断続的に掲載された 尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)。この小説にちなむ「お宮の松」と、「熱海の海岸散歩する・・・」で始まる歌が一体となり、爆発的なヒットとなった。そのお宮の松のすぐ横にあるのが、「貫一とお宮の像」である。「ダイヤモンドに目がくらみ、貫一を捨てた」お宮を、貫一が足蹴にしている像だ。今ならDVで告訴されるかもしれない。
昔はおおらかで、奥村チヨのヒット曲「恋の奴隷」の歌詞には、「悪い時には、どうぞぶってね。あなた好みの女になりたい」とある。女を殴るのは最低。と言うが、奥村チヨみたいな女もいるのだ。というのは冗談です。話を貫一とお宮に戻せば、二人の修羅場のセリフはこうだ。「一月十七日、宮さん、よく覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一はどこでこの月を見るのだか。再来年の今月今夜、十年後の今月今夜、一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ」。そうです。今日は、貫一とお宮が別れた日です。と言っても、若い人にはピンと来ないかもしれませんね。何せ私は、衣紋掛け、乳母車、涎掛け、写真機の世代ですから。
トランプの支持率が、歴代大統領の中で最低と言う。しかし、トランプが大統領になるということだって外した「世論調査」にどんな信憑性があるのか。支持率が高かろうと、低かろうと、トランプが大統領になることはには変わりがないのだから、支持率よりも、彼の政策の方に興味がある。