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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

正月馬鹿

2019年01月02日 | 毎月馬鹿
四月一日では飽き足らず、毎月一日に法螺を吹こうと、
四月馬鹿ならぬ毎月馬鹿を敢行している。
つまり昨日は正月馬鹿であった。

しかし、前半は丸々事実。
同居の母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々は、
元旦、転倒していた。

ガタン!と倒れたわけではない。
元旦なのに。
ずるりと倒れて、起き上がれないという状態になる。
日中の薬が効いている時間なら起き上がり動作はできるが、
夜半に転ぶと起き上がれないようだ。

その前日に、薬の飲み忘れが二度も有った。
飲み忘れが有ったから調子が悪いということもあるし、
調子が悪いから薬を飲み忘れるということも言える。
いづれにしろ、調子が悪いという現状は事実である。

が、現状がどうであろうと、普段と同じように行動する。
そして、無理が出て、事故が起こる。

自分の体調を見極めて、普段より控え目に活動する、
といった判断ができない。
元々あまりそういう体調管理をしない人だったかもしれない。
地味に丈夫だった。

丈夫な人でも、病弱な人でも、
自分の気持ちとしてどうありたいかではなく、
現状がどうであるか自分の体調を観察し、
その事実に基づいて判断し、
具体的な行動を調節する。
という自己管理が必要だとつくづく思う。

お腹こわしているから一食抜こう。とか。
だるいから早く寝よう。とか。

調子悪いけど約束してたから飲みに行って楽しくて結局飲んじゃったとか
疲れてるけど仕事だから今夜も遅いとか
勤勉なことやってると故障が出る。
約束だ仕事だと言っても、見直す余地は有ると思う。
変えられない事はそんなに無い。



犬の散歩で三姉妹に会うのも、その三姉妹犬が猪狩をするのも
本当だ。
けれど、私が狩に行ったというのは嘘ですごめんなさい。
三姉妹は相変わらずこちらに向かって吠えるので、
飼い主さんは私を見つけると避けてくれる。
お話できていない。そこも嘘です残念ながら。

猪の子どもを瓜坊と呼ぶ。
背に入った縞が瓜のようだからか。

川向うの牧場で猪を飼っていて、そこで産まれたので、
私は何度か見に行ったことがある。
とてもかわいらしい。
親は泥浴びをするし、ものすごく獣くさい。
が、瓜坊はなんだかとてもかわいらしい。
人間の子どもは独特の良いにおいがするが、瓜坊もそうだろうか。
嗅いでみたいような、やめといたほうが良いような。

私は山道で熊に出遭ったことが有るが、
猪は無い。
鹿は、岩沿いの道を曲がったら目の前にいたことが有るが、
勝手に逃げてくれた。
カモシカは近くで遭遇したことが無い。いつも遠くにいる。敏感なのか。
キツネも遠い。

どれも勝手に逃げてくれそうだが、
熊と猪はうっかりすると向かって来そうなイメージが有る。
カモシカが向かって来た話も聞いたことが有る。

うっかり近くで鉢合わせ、ぎゃあビックリ!となった時に、どう反応するか。
人も、けものも。
混乱して突飛な行動に出られたら、たまらない。
逃げようよ、お互いに。と思う。



白土でちまちまと瓜坊をかたどって、
呉須で縞模様を描いて、
火色の釉薬をかけた。

ちっこい十二支をやきもので作るのが楽しみの一つだった。
通っている陶芸教室が三月で閉じてしまう。
すぐに続けるか、どうか。



「けっこうな幕開けですね。」
とヘルパーさんが言う。
帰り際になって、慌ててあらためて新年の挨拶をした。

元旦から、挨拶どころじゃなかった。
まったくもって、今年もよろしくお願いします。


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