私が創業する時は、理屈の立て方そのモノの知識などはありませんでした。
40年前の企業創業者は、中卒者が圧倒的に多かったとするデータがあります。
創業者の多くは、嗅覚、感覚、それに勘などで創業する人が多かったと言われています。
経営理論や市場環境、ユーザーニーズなどに全く無頓着であっても創業は出来るのです。
創業者の多くは、周りの空気、雰囲気、自然状況で、いつの間にか行動を起こしています。
私も、理屈に無頓着な状況で行動を起こし、気付いたら今があったように思います。
ある著書に経営学者には企業経営を実践することなど出来ないとも書いてありました。
「ファースの家」の住宅システムを開発したのも、理屈が先にあったのではありません。
何故、家は腐るのか…
何故、断熱性能が劣化するのか…
何故、住む人にストレスを与えてしまうのか……
このようにいつも何故、何故、何故…
何とかしようと様々な事象を検証しつつ、現場実践していたら「ファースの家」の住宅システムが出来上がっておりました。
オフシャルサイトに記載されている効能などの能書きは、出来上がったシステムに後から理屈をつけているに過ぎないのです。
企業を興す時は、事前にマーケットリサーチを充分に行う事が必須であろう。
市場状況を詳細調査し、分析を行い、その上で企業戦略を企画し、計画、目標を立てます。
次にそれを段階的に実践してゆくのが創業時の常識なのでしょう。
この常識的な実践方法は、全て理屈が先になり、理屈にそって実践しようとしています。
このように理屈が先になっていたら、画期的な発明などは出来ようもありません。
今日は今朝から世の中にない住宅部材の研究開発を行っておりました。
写真は新技術を結集してつくったファースの家ゲストハウスの吹き抜けです。

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