豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

室温と床面・壁面・天井面が同温になる時…七飯町~函館市~北斗市

2016-11-08 17:28:14 | ファース本部

床暖房もクオリティーの高い暖房方法と云われております。
ところが一旦、室温が温かくなると足を熱する床の温度で不快になります。
ファース工法の開発当初、より良い暖房手法をと欲を出して居間を床暖房にしました。

当時は蓄熱暖房機を使用しておりましたが、室温が24℃になると床暖が邪魔になります。
結局、床暖房は数日間しか使用せず、高い受講料になりました。
床暖房は、断熱性能の低い家には有効な暖房方法ですがファース工法に不向きでした。

エアコン暖房のような温風を吹き出すのを対流暖房と云います。
床暖房は輻射熱暖房の典型なので良い暖房方法です。
一方、床暖房は35℃くらいの熱を直接カラダに伝える熱伝達暖房とも言え、熱のあたる部分だけが温まる良くない暖房方法の一種とも言えるのでしょう。

写真は今日、暖房モードをチェックに行って来た大沼のファースの家ゲストハウス「げっかそう」の室内のサーモグラフィー映像です。
壁面の低い部分が21.3℃と表記されておりますが、その他の部分は、床面25℃、壁面24℃、天井面25℃どなっており、室温が24℃でした。

それはこの部屋だけでなく、全ての部屋も同じような状態になります。
床面が室温より、ほんのりと少しだけ温かでとても快適です。
このような温度分布を作りだすのには、完璧な断熱と気密の性能が必須となります。
明日は吹雪の予報となっておりますが、一冬このままの状態で推移するのがファース工法の特徴です。

さて、北海道はいよいよ冬将軍の到来となりそうです。ファースの家の真価が発揮できます。

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