豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

断熱層と気密層を同時に形成……北斗市

2016-11-27 18:17:50 | ファース本部

昔(昭和年代)は、グラスウール断熱材を床下、外皮の壁内、天井に充填することが標準仕様でした。
隙間をなくする気密層には、ポリフィルムを用いています。
30年を経た現在でも、このグラスウールとポリフィルムの標準仕様に変わりありません。
ところが、グラスウールは、乾燥状態を保持する必要があります。
また、ポリフィルムでの気密層は、床面、壁面、天井面を断点なく施工することは至難の技となります。

写真は、私が平成元年に構築したウレタン樹脂スプレー発泡の断熱気密層です。
ところが、グラスウール断熱仕様を指導する行政側は、公的な認定交付に激しく抵抗が。
根気強く同時の建設省(霞ケ関)に足を運び、平成3年に認定書をようやく受付されました。
翌年には、ファース工法で出来た家を評議委員の先生方に体感、視察して頂きます。
そして翌年の平成5年4月、日本で初めての公的な認定交付されました。

そのごは、堰を切ったように類似のウレタン樹脂スプレー工法が出回っています。
すべてが同じように見えますが、膨らし液薬を入れると発泡倍率が何倍にもあげられます。
価格は、幾らでも調整出来てます。
当然ですが、断熱性能や経年劣化率、密着強度、湿気透過率などに違い出ます。

湿度管理の出来る家づくりには、シームレス状態にスッポリと家全体を包み込むことが必須です。
お近くのファースグループの加盟工務店が建築したファースの家でご体感してください。

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