豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりと断熱材…北斗市

2016-11-26 12:20:30 | ファース本部

氷点下20℃最高気温でもプラス温にならない北海道は、家づくりに断熱材の充填は欠かせない部材です。
一方、氷点下にならない温暖地では、家づくりで断熱材を充填することの意義や意識が希薄になっていた事実があります。

それが今や温暖地の方が年間暖房の総費用は、北海道より多く使用しています。
温暖地といえども気温3℃くらいになり、断熱材の入ってない家の中は、常に10℃以下の室温で推移します。
居間だけを暖房しており、その部屋からでるごとに寒い思いをしているのです。

光熱費が嵩むだけではありません。
寒さで居間にこもる生活状態では自然に運動量が減り、糖尿病や関節症を患う確率が高くなります。
ヒートショックでの脳疾患、心疾患の確率は、北海道より温暖地も方が高いとのエビデンスがあります。

家づくりでは、外観や内装の見た目、住宅装備、間取り、建具や家具が優先されてきました。
先ずは、住んでから家中の何処も暖かく、光熱費が安価であることを優先すべきでしょう。
断熱や気密性能は、見えなくなる部材です。
上手な「家の売り方」は、見えない部位にお金を掛けることなど致しません。

家は「売ってはいけない」神聖な空間でなければなりません。
竣工してお引き渡しを行い、建主さまがお住まいになってからが本当の家づくりなのです。
それには、断熱・気密・空調・空気清浄などと、見えない部位の性能が担保されていることが重要です。

今日は、ファース本部のオフシャルサイトを見た、東京都内で家づくりを計画している方から電話相談がありました。
見た目より重要な空間構築に重点を置くようにとアドバイスを…

写真は今朝の温暖地域に建てたファースの家のコントロールユニットです。
外気温2℃、エアコンのある天井裏20℃、床下が同温の20℃、室温は人の生活熱で22℃になります。
家中のすべての空間がこの気温で推移します。

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