豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住総研・清水康雄賞記念講演会と弘前大学の北原啓司教授…東京都内

2016-11-02 19:00:15 | ファース本部

住総研と云う組織の存在を始めて知ったのは、私に表題のイベントの案内が届いたことにあります。
住総研の活動内容に「住む事は、人と人、人と空間、人と環境の関わりについて学び、研究、そして実践するための住教育を柱にする」と掲げられていました。
まさに私達ファース・グループの理念や志ともフィット致します。

今日は東京新橋の第一ホテルで本賞授賞された弘前大学・教授の北原啓司先生の記念講演を聴くことが出来ました。写真は会場風景です。
北原先生は、成長期から成熟期に入った社会での街づくりや人づくりについて「まち育て」の観念が必須であると解き、その具体的な事例を紹介してくれました。

眼先にあるマチ、ヒト、モノを、資源化する思考で見ると様々な工夫が出来ると云う事です。
幼い子供達の視点や発想を謙虚に受け止める事が出来るかどうか。
自分の出来る事に制限を付けているのではないか。
街で見た事、聴いた事を心で受け止めると、為すべきことが見えてくるとも。

私達家づくりを生業とするものは、ユーザー様の誰もが願っている「自分の場所を持ちたい」を叶えることへの情熱を注ぎ組むことなのでしょう。
廃墟になった空き家や空き地でも、権利者の許可を得ると、この「空間」を様々な可能性に満ちた「場所」に変える事が出来るというのです。

「空間」を「場所」に。
願いや思いを形にすることは、私達ビルダー経営者にとって一番得意な事のはず。
この得意な事を私達は、出し渋っていたのではないかとも思われます。
つまり、地域工務店経営者にはもっともっと伸び広がある事を再認識した講演でした。
とても中身の濃い講話に感銘し、メモ帳が埋まってしまいました。

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