いつぞやテレビ番組で、「娘はオヤジのパンツを箸で摘まんで洗濯機に放り込む」との話題で盛り上がったことを印象深く記憶しています。
世の娘達は、オヤジを相当に不潔な動物に見えるのでしょうか。
中には父親の居る家に入りたくないと云う娘もいるそうです。
娘との関係はとても難しいものだと、オヤジ仲間からの話をよく耳に致します。
幼稚園や小学校低学年あたりまで普通でも、女の子として成長して行くにつれ、社会の様々な人の営みを見る事になります
しだいに恰好の良い男性と父親を何気なしに見比べてしまう時期になります。
家庭裁判所の家事調停員で担当した案件で幾度も見聞きしてきましたが、これは女の子が成長する極めて自然な目線であると思います。
娘の見た理想の男性と、父親の姿にあまりにも大きなギャップがあったらどうでしょうか。
幼児、小学生の時の「頼れる父親像」のままで時期を経ると、娘が見る世間の格好の良い男性と、父親の姿を見比べる事などしないと思います。
世の中には「素のオヤジ」のままで娘から慕われ、敬まわれている父親も多くおります。
父親が娘を愛する気持ちには、さほどの大差など無く、娘を可愛くない父親は皆無なのです。
つまり娘との接し方が解らなくなっているだけのようです。
自然に接して自然な会話を行なえば、自然な人間関係が出来上がって行くようです。
朝の「おはよう!」「気をつけて!」「おかえり!」「おやすみ」と誰にもかける言葉なのですが、これを娘には行うことを逸している父親にも責任がありそうです。
自然に接していれば、父親愛の分だけが他の男性より、逞しく、凛々しく見えるのでしょう。
今日はその娘家族が暮らす東京世田谷にやってきました。
年に何度か行ったり来たりしていますが、娘、娘婿に会いたいというよりは、孫の可愛さはたまらないモノです。
世田谷の千歳船橋駅からいつもの宿泊ホテルに戻ります。

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