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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

和室で知る日本人の在り方…北斗市

2016-12-18 13:07:53 | ファース本部

今日18日は、亡くなった母の月命日です。
檀家寺のお坊さんが母の仏前で読経を唱えて頂きました。
この時ばかりは畳の上に座布団を敷いて正座することが望ましいのでしょう。

畳の座敷に上がる際には、靴下(本来は足袋)を履くのが礼儀だそうです。
和室に裸足で入り込むのは失礼な行為だと云います。
畳の縁は踏まないようにする。座布団には勧められるまで座らない。

和服を着込んで和室を使う場合は、その作法くらいを身につける必要がありそうです。
この面倒な習慣作法による日本文化の根源には、人間力を高める効果があると云います。
洋式生活は、和室のような煩わしさはありません。
とても便利で合理的な生活が営めますが、その煩わしさを緩和した分が無機質となります。

暮らしの中に和風文化のあることは、日本人の私達に諸外国の方々が持ち得ない独自のマナーが身に付きます。日本人の行儀の良さは、この和の文化から来ているようです。
和服を着る機会は、とても少なくなり、生活習慣が合理的で事務的になった気もします。

日本の技術は正確で精度が優れているのも、和の文化を身に付けた影響とも思われます。
家づくりを思考する方は、少しでも家の一部に和風の空間や雰囲気を取り入れて頂きたいものです。畳、和障子などは、日本人の潜在した和心を引き出してくれそうです。

私は、少年時代に両足首に大怪我をしてから正座をすると激痛が走るのですが、毎朝、毎晩、自宅やホテルのベッドで数分を正座しています。
今朝はお坊さんの読経中を痛みに耐えながら正座でした。
和式で過ごすことは、日本人である事の意義を教えてくれそうです。
写真は体感宿泊の出来る天然温泉つきゲストハウスの「げっかそう」の和室です。

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