現在は「はこだて未来大学」との「雪の積もらない屋根」の降雪予測センサーの共同研究を行っております。
未来大学はまさに未来に向けた色々なIT技術の研究している大学です。
「雪の積もらない屋根」は、雪が降ってから電源を入れても遅いのです。
数時間前から熱を入れて屋根面を温めておき、雪が屋根に触れた瞬間に消える仕組みです。
未来大学では、そのような研究を行う先生達も多く存在しており、この「雪の積もらない屋根」を卒業論文テーマにする学生もおります。
私達のような民間研究では全く予想もできないような技術情報を持っておりました。
今年中に準備を行い、降雪時期には様々な実験を行えそうです。
「降雪地のファースの家には雪が積もらない」としたいものです。
一方、弊社ファース本部では、独自の研究と実験も同時に行っております。
写真は、北斗市本社の敷地内に作った実験ハウスに取り付けた断熱窓です。
樹脂サッシとアルミサッシでは、誰もが樹脂サッシの断熱性能が高いと思う事でしょう。
弊社が開発した断熱サッシは、外も中もアルミ製(左)です。ちなみに(右)は樹脂サッシです。
断熱サッシでは、アルミと樹脂の複合サッシがあります。
また最も断熱性能の高いとされる樹脂サッシ(中に補強金物が入っている)があります。
樹脂の1,000倍も熱を伝えるアルミと、同じアルミだけの断熱サッシをつくりました。
勿論、いろいろな細工を行っております。
樹脂サッシより断熱性能が10%以上も高く、今後の断熱サッシの在り方を変えるかも知れません。
このような事象メカニズムを、大学などの研究機関で解明して頂くことになりそうです。
今日は午後から移動して東京都内の建築組合の役員会の納会で講話を行ってきました。
参加者が大工経験者の60歳代、温熱関連の内容は理解できない様子なのでエアコン暖房の使用法に内容を切り替えました。温熱性能の話は難しくて面白くないのかもね……

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