私達は、否応なしに年齢を重ねて参ります。
齢とともに身体にも衰えが生じてくるのは自然の摂理なのでしょう。
私達の身体と同じように建造物や樹木などは、経年劣化するものまた同じです。
しかし年月を経た建造部には、それ相応の風格や風合いを伴うものです。
欧米なのでは、古い建造物ほど付加価値が高まる文化があり、我国も大いに学ぶべきです。
人は、年齢を重ねて経験を積みますが、その積んだ経験を過剰発信して嫌悪されます。
変わりゆく時代には、高齢者の経験を活かせる場合と邪魔な事が半々にあると云われます。
人の慎ましさ、謙虚さ、優しさは、他人から自然に畏敬の念でとらえられます。
経験者のアドバイスを必要とする機会にこそ、経験から得た情報を開示すべきです。
今日は、「天皇誕生日」祝日。陛下のご健康を祝するとともに国民への優しさにも敬意を。
その祝日のプライベートタイムを、40年前のトビ職時代に住まいしていた家の大家さんで、千葉県市川市の山本良次さまご一家を訪問してきました。
写真は、私の隣が奥様の恵美子さん、ご子息奥様の説子(せつこ)さん、ご主人の良次さん、そして現在の家長、山本敏弘さんです。山本家は農業経営者です。
中山競馬場の近くで法華経寺の北側にありますが当時は、大家さん山本家の大きな庭でトビ職の仲間達が集合し、現場出発の起点でもありました。
この市川を後にして北海道上磯町(現北斗市)に福地建装の本拠地を移してからは、早40年近い歳月が流れました。ファース工法の起源となった場所でもあります。
この山本家とは、千葉県と北海道と離れていても家族付き合いは、当時と変わりません。
何故にこんなに長い付き合いが出来るのかを思考してみると、それは相互に慈しみ合っているからだと思われます。
国民の多くが天皇陛下に畏敬の念を持てるのは、それ以上に陛下は国民に対する慈しみの念を大きくしているからだと思えます。

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