家の中の湿度管理は様々な手法があり、多くが機械的な方法で行っています。
加湿器や乾燥機に昨今は、エアコンに調湿機能を持たせたモノもあります。
調湿とは、乾燥時季や多湿の時期を一定の湿度に家屋内を保持することです。
木材や塗り壁材にも調湿効能はありますが、その給排水量は極めて僅かです。
吸って吐く機能を持つ素材を総て調湿部材と称しているのが現状です。
ファースの家は、床下に200リッターもの水分をストックするキャパを持たせています。
写真はファース工法専用部材のファースシリカの展示会で使用する実験ボックスですが、ファースシリカを充填したのとしないモノの差が30%にも及びます。
ファースシリカは、乾燥剤のシリカゲルの多孔質を活用し、捉えた湿気を家屋内の乾燥時に放出できるように処方改良したモノです。
乾燥剤とは、吸った湿気がそこに在るのですから、ある湿気を乾燥時に放出し、多湿の時は吸って貰うようにしました。
シリカゲルは、二酸化ケイ素と云う地球を構成する自然素材で化学品ではありません。
土壌改良などにも活用できますが、ホルムアルデヒドや匂いのもとになる空気汚染物質も科学吸着して空気清浄効果も発揮しています。
ファースの家は、このファースシリカを床下に300㎏近くも敷設しております。
ファースの家専用空調システムの空気循環作用で、乾燥時は湿気放出し、多湿時には吸着し、家全体を恒常的に空気清浄調湿がなされています。
この効能を発揮させるには、外部湿度に影響されないシームレス状の気密層の構築が必須となります。
さて今日は、調湿の要らない北海道の8月らしい爽やかな夏空の広がった北斗市でした。

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