北海道は4%マーケットと云われています。
日本の人口の4%しか暮らしておらず、お隣さんに行くのも乗り物に乗る距離となります。
このような広大な地域に鉄道やバスなどの事業は単独で保持することが物理的に無理です。
この小さな市場に対して北海道向けの自動車を大手メーカーが開発する訳もありません。
私達は、中小機構北海道の指導で北の大地を走らせるための電気自動車開発プロジェクトチームを創っています。
10社近くの北海道内の異業種の企業が、自分の得意な技術を出し合いながら独自の電気自動車(写真)の開発を目指しております。
電気自動車は、内燃機関がないので寒い北海道では暖房装置に苦労する事になります。
この自動車エアコンの暖房には、熱源が伴いますが、エアコンはそこに存在する熱源をヒートアップさせながら暖房熱に致します。
車に人が乗ると人体から発生する熱をヒートアップさせることが出来ます。
それには車を断熱材でしっかりと包んでしまう事が必要です。
加えて氷が凍結しない事や雪道をスムーズに走行する装置などと、北海道ならではの工夫も必須です。
今日はそのプロジェクトチームの会合を行いました。
いつかは北海道発の電気自動車が北の大地で活躍する日があるかと思われます。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
