豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の寿命と床下環境…北斗市~函館空港~東京都内~羽田空港~富山空港~富山市

2017-08-24 20:58:34 | ファース本部

ネット活用の無料相談を行っていますが、床下環境に関する質問が増えています。
床下がカビ臭い、腐っているなどの質問です。
この真夏でも床下は低温となっており、外気湿度が高いため床下換気口から入った湿気が低温部分に凝縮(結露状態)する作用が起きます。

専門家の方の解説文には、床下換気が床下結露を助長しているとの説明を多く目にします。
確かに湿度80%の外気では僅か数度の低温部分が露点温度となります。
床下の地盤面は、露点温度に以下になってしまうからです。

この解説は理屈に合っているようにも思いますが、必ずしも現状に則しておりません。
床下換気口をしなくても外部湿気は隙間を通じて床下の低温部分に吸い込まれます。
現況の工法では、湿気の入らないような床下空間を構築する事がとても困難なのです。

この専門家の解説を真に受け、床下換気口を塞いだところ、一気に土台が腐ったと言う事例も報告されています。これは当然の成り行きなのです。
建築基準法は、総て現場状況に則したものでもありませんが、床下換気口を5メートル以内に300平方センチメートル以上のものを取り付ける規定(特例を除く)があります。
(特例とは然るべき処置を行った家・ファースの家は床下換気口なし)

様々な事象を検証した結果、床下空気を停滞させる事の方が劣悪な状態となります。
床下地盤の湿気が増えても、床下の空気を動かせて停滞させない事が肝心です。
然るにファースの家は、床下を低温にしない構造で、空気を常に動かしております。(写真)

さて今日は涼しく雨模様の北斗市から気温35℃の東京都内で用務をこなし、気温30℃、湿度80%の北陸富山市に遣ってきました。
何も対策のない家の床下が腐り易い、蒸し暑さの極みとも云えそうです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする