豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

複層ガラスの断熱メカニズム…知内町~北斗市

2017-08-14 17:23:28 | ファース本部

従来の窓のガラスは1枚が普通でした。
そのガラスを二枚にしたのが複層ガラス(ペアーガラス)です。
しかしガラスを二枚にしたので2倍の断熱効果が出る訳ではありません。

ガラス自体は木材の5倍も熱の伝えやすい特性があります。
複層ガラスとは、ガラスの間の気体(乾燥空気やアルゴンガス等)が断熱なのです。
それもガラス間隔が広くなると内部で気体対流が生じて断熱効果が少なくなります。
空気の熱伝導率(λ)0.020、アルゴンガス0.0170と数値が低いほど熱を伝えないのです。

またガラスの合間は常に乾燥状態を保つ必要があり、周辺密閉スペーサーには乾燥剤を封入しております。
間隔が薄いより広いと断熱性能が上がる理屈ですが、ガラスとガラスの間で対流を起こさない間隔が要点です。

寒い外気に触れたガラスの内部は空気が重くなって降下し、温かい内部のガラスは空気が軽くなって上昇する事で対流を起こし、断熱効果が薄れます。
上昇空気と下降空気の摩擦で、空気が静止する微妙な間隔寸法を見定めることが必要です。

アルゴンガスやクリプトンガスは、空気より比重あって対流し難いこともメリットです。
私達は、この複層ガラスを発展させトリプルガラスに留まらず、多層断熱ガラスの開発を行っております。
今日も実験室では、グラスウール断熱材250㎜に相当するガラス壁の実験を行っています。
今年の真冬には、今までにない発想で創ったガラスの断熱壁を披露出来ると思います。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湿度対策こそ良い家づくりの要点となる…七飯町~北斗市

2017-08-12 19:17:24 | ファース本部

今日の北斗市は気温18℃、現在15℃まで下がっています。
一方で東京以西では、35℃を超える猛暑日の地域も多くあったようです。
この日本列島で、北海道の高気密、高断熱の住宅システムを、そのまま本州の高温多湿の温暖地に持ち込んでも通用しません。

北海道は、本州の夏場の気温30℃、湿度80%などにはならず、気温30℃を超えると湿度が50%を下回ります。
本州の家づくりに欠かせないのは、この夏場の湿気対策が不可欠な要素です。

気温30℃、湿度80%の時、その80%の湿気は、気温換算で約50℃に相当する熱を持っています。
湿気の持つ熱を「潜熱」と云い、結露させると凝縮熱となって具現化します。
湿気がエアコンの室内機に吸い込まれると、エアコンは熱が来たと稼働率を上げ電力を多く消費します。

私達のファース工法は、湿気対策をコンセプトにして30年も前から研究開発を行って来ました。
一般住宅も今後は、この湿度対策こそが良い家づくりのキーワードとなりそうです。

さて、今日は大沼公園のファースの家ゲストハウスに行って天然温泉に浸ってきましたが、シリカゲルを処方したファースシリカで湿度管理されており、極めて快適でした。
写真はゲストハウス玥樺颯(げっかそう)の和室を撮りました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご飯一つ粒から見えるモノ…北斗市

2017-08-11 15:45:02 | ファース本部

何気にいただく茶碗一杯のご飯が手元に来るまでを思考してみます。
農家の方が種籾を撒き、苗を育て田んぼに植え、刈り取り脱穀、精米そしてご飯となります。
田んぼを耕すにはトラクターを使用し、そのトラクターをつくる人がいます。

出来た「米」を梱包する人、店頭まで運ぶ人、陳列して販売する人が。
トラックは道路を通り、道路をつくる人、管理する人がいます。
米を炊飯器にいれ、炊飯器をつくる人、炊飯器は電気やガスが必要です。
茶碗をつくる人、箸をつくる人等とたった一杯のご飯に、大勢の人々が関わっています。

私達の家づくりは、もっと膨大な人々の技術、技能、知恵、工夫、そして愛情の結集で出来ます。
私達、工務店経営者は、もっと多くの人々に支えられているのでしょう。
米を食べる人がいるから作る人がいます。
住む人がいるから私達のような家づくりを施工するモノは、生業が成り立ちます。

それが人間社会と云うモノなのでしょう。
さて、今日は夏休み初日ですが、ハウジング事業部(フクチホーム)では家づくりを行うご家族との打ち合わせを行っておりました。
日々に感謝です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常に感謝できる人は人格者に…北斗市

2017-08-10 17:19:15 | ファース本部

私達の日常は、誰もが多くの困難と葛藤の中で生きているのでしょう。
困難という壁を乗り越えると精神的な足腰が丈夫になります。
苦難、困難は、人を生かすためのエネルギーの根源だとも思われます。

大きな困難、苦難に遭遇した時には「感謝」と言うマインドが武器になります。
現在、ここにいる自分に気付いた時は、何と多くの方々によって支えられている事でしょう。
自分に降りかかる全ての困難、苦難は生きる力になっているようです。

苦難困難を超えるには、過去も、今後も他人に支えによるところが多いのです。
関わるすべての方々に「感謝」の念を持つ事で、困難さの壁が少しずつ溶解して行きます。
そもそも心から感謝のできる人には大きな困難と言う壁も立ちはだかる事も少ないのです。

感謝する気持でいる時の人の表情は、誰がみても穏やかなオーラを発散しているからです。
素直に感謝のできる人の事は、誰もがきっと人格者と評価している事でしょう。
人格者には困難苦難がスルーしてゆくような気も致します。

苦難に遭遇した時に一番駄目な思考は、困難さをつくった犯人捜しで、「あいつだ!」「こいつだ!」「暗畜生だ!」などと他人を罵るようになった時です。
困難さの要因を他人のせいにした時、おそらくその壁を超える事など出来ないでしょう。

直面する困難さのすべては、自分の責任である事を悟るべきなのです。
だからこそ克服した時の幸せは自分のモノだとも云えるのでしょう。
人格者は常に「感謝」の念を持ち、感謝の念を持つ事は最大の武器になっています。

さて弊社は明日11日から16日まで夏休暇です。互いに残り少ない夏を楽しみましょう。
夏休みは写真のファースの家ゲストハウスで天然温泉に浸って過ごします。
はい!感謝ですね。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人は何をもって成幸者なのか…北斗市

2017-08-09 16:52:50 | ファース本部

私には、日当いくらの日雇いトビ職の少年時代がありました。
昼間はトビ職、夜の盛り場のギター弾きで稼ぎ、その時代があるからこそ今があります。
人さまは私の昔を見聞きされ「ご苦労されたのですね」と云う言葉を受けることもあります。

私は正直云って今現在が、一番苦労しているように思えてなりません。
日雇い労働者の皆さん誰もが苦労しているわけでもありません。
高学歴で一流企業に働くサラリーマンが、とてつもなく苦労している姿を目の当たりにすることがあります。

トビ職のギター弾き時代は、自分にとってとても楽しく、奔放な青春です。
21歳、東京で独立してからは、まさに失敗の繰り返しばかりでした。
しかしそれを、一度たりとも苦労と思ったことなどはありません。

昭和60年にスプレー発泡断熱材を開発し、更にオール電化住宅を創設した時は、住宅業界や世間から、奇人変人どころか馬鹿モノ扱いを受けたものです。
しかし私が開発した家に暮らしたお施主様からは、とても慕われ喜ばれたことで総てが報われます。

現在は、学術的な理解者や業界賛同者も多くなりました。
全国各地には、私の開発したファース工法の家づくりが行われるようになっています。
今日も北海道の端の地域や九州の温暖地、気温36℃の高温多湿の本州のFAS加盟工務店さんとの遣り取りを行っています。

誰もが喜びの数と同じ分量の苦悩をも抱えているものです。
人の苦悩がある限り、自分が成幸したとは云えない気がします。
写真は昨日撮った羽田空港の787機ですが、歓喜と苦悩を持った何百人を一気に運びます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供に人格が備わる過程…札幌市~新千歳空港~東京都内~羽田空港~函館空港

2017-08-08 17:45:55 | ファース本部

子供はカラダが成長すると同時に、独自の人格をも形成させて行きます。
そしてしだいに社会性も身に付けて行くのでしょう。
「三つ子の魂」と云いますが、3歳までの幼児期が人格形成の根源になるとも云われます。

三歳の幼児も社会の一員と人間社会に溶け込ます環境を構築する必要がありそうです。
赤ん坊の時期は、殆どが保護者の加護のもとで育てられます。
母乳やミルクを与えられ、衣服をまとわされ、温かさ、涼しさなどの健康管理も。

北斗市本社の作業場には、ツバメが年に二度も卵を産んでヒナのツバメの巣立ちをさせます。
ツバメの親は、誰からも教わった訳でなくもなく、本能的な作用が働くのでしょう。
北斗市本社のツバメの巣は作業場の一番奥の一角を活用していますが、大工さん達が毎年、ツバメが出入り出来るように風雨の入らない作業場の軒下を開口しております。

「子は親の背中を見て育つ」と言います。
親だけでなく、家族が同じ空間で食べて寝て、喜んで悲しんで、喧嘩して仲直りする事で、子供たちは自然に社会性を身に付けて行くようです。

社会人としての善し悪しは、厳しさと優しさのけじめなど、家族が、家庭内でしっかりと接した環境が立派な社会人になる根源となるのでしょう。
木工場から巣立ったツバメの子ツバメは、来年その親ツバメと同じ事を行うのです。

さて、今日は札幌、東京、函館、北斗市と移動距離の多い一日でした。
夏休みで多くの子供達(写真は羽田空港で撮りました)を見る機会がありました。
この子達に果たすべき大人の責任を痛感します。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道発の電気自動車開発を…北斗市~函館空港~新千歳空港~札幌市内

2017-08-07 21:50:11 | ファース本部

北海道は4%マーケットと云われています。
日本の人口の4%しか暮らしておらず、お隣さんに行くのも乗り物に乗る距離となります。
このような広大な地域に鉄道やバスなどの事業は単独で保持することが物理的に無理です。

この小さな市場に対して北海道向けの自動車を大手メーカーが開発する訳もありません。
私達は、中小機構北海道の指導で北の大地を走らせるための電気自動車開発プロジェクトチームを創っています。
10社近くの北海道内の異業種の企業が、自分の得意な技術を出し合いながら独自の電気自動車(写真)の開発を目指しております。

電気自動車は、内燃機関がないので寒い北海道では暖房装置に苦労する事になります。
この自動車エアコンの暖房には、熱源が伴いますが、エアコンはそこに存在する熱源をヒートアップさせながら暖房熱に致します。

車に人が乗ると人体から発生する熱をヒートアップさせることが出来ます。
それには車を断熱材でしっかりと包んでしまう事が必要です。
加えて氷が凍結しない事や雪道をスムーズに走行する装置などと、北海道ならではの工夫も必須です。

今日はそのプロジェクトチームの会合を行いました。
いつかは北海道発の電気自動車が北の大地で活躍する日があるかと思われます。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰もが穏やかで幸せに暮らしたい…北斗市

2017-08-06 15:44:16 | ファース本部

せっかくの家づくりでしたが、施工工務店の仕事があまりにも粗末で、苦情を云ったら酷い言葉で云い返され、信頼関係が寸断されたユーザー様の悩み相談です。
雨漏りで補修依頼したのに工務店ではなく防水業者が来て「私のせいではない」と早々に帰って行ったそうです。

ユーザーさんの家づくりは一生一代の大事業です。
我々は、家づくりを生業にしておりますが、施主は100人100様です。
家は、実に多くの部材を使用し、その部材の一つ不具合で機能しなくなることもあり、そこに関わる一人が、少しの不手際でユーザーさんの逆鱗に触れる場合もあります。

お施主様の立場をしっかりと理解さえしていればクレームに発生しないものです。
相手の気持になれる時は、相手も自分の気持を理解してくれるのでしょう。
中には余りにも無理難題を突き付ける施主も多いモノです。
人生、自分一人では絶対に生きて行けないのが世の定め・・・

家づくりは多くの方々の協力で成立しており、自分本位のエゴは不幸の始まりです。
相手方の心に入り込める愛は、自らの幸福の始まりでもあるようです。
相手にも事情があり、相互がその相手の気持になれた時に事態は解決に向かうものです。

私自身もトビ職時代には、自分本位の我侭な暮らしの時代がありました。
エゴは自身を不幸にする事を何度も経験したものです。
今日は施主と施工業者とのトラブル相談のため出社しましたが、「相互の立場を理解する」ことに、双方の気付きが早くて一気に解決の兆しとなりました。
写真は幸せづくりの家づくりを実践する、ファースの家・KINOシリーズのひとつの立面図です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工務店がお施主様と一体となれる時…北斗市

2017-08-05 14:58:47 | ファース本部

私達工務店が、ファースの家を建築してお引き渡しをしたお施主様で構成する「ファース・ユーザー友の会」が全国に存在いたします。
弊社㈱福地建装ファース本部も今日はハウジング事業部(工務店部門フクチホーム)の福地建装ユーザー会主催の「ワクワク手づくり木工」のイベントが行われました。

短時間のうちに木材を切り込んで組み立て、ペンキを塗って夕方には自宅へ持ち帰ります。
夏休み自由研究や普段から必要と思っていた家具や棚などの工作活動を行います。
大工さんに手伝って頂き、モノをつくる面白さを知って頂きます。

私達工務店側のこのようなイベントは、お引き渡しを行ったお施主さんと一堂に介し、末永い友好関係を強固なものにするための、とても良い機会となります。
色々な情報をもとに何社かのマスコミも取材に来てくれました。
地域工務店のお施主様が主催するイベントは聴いたこともないとニュースにもなります。

写真は昼休みのひと時を割いて記念写真をとりました。
モノづくりに汗を流す喜びは、普段カタラを動かさない方々に必要な時間だと思われます。
私達工務店は、参加者のその満足そうな笑顔を見るだけで充分に価値があるのです。
天気にも恵まれて最高のイベントとなりました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勉強の出来る子が良い子なのか…那須塩原市~東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2017-08-04 17:40:06 | ファース本部

自分の頭の程度を考えもせず、自分の子供に勉強をしろと迫る親がいます。
ある統計では、勉強の出来る子供の親の多くは「勉強しなさい」とは云わないそうです。
勉強とは好奇心が湧いてきて、自主的に向き合えば自然に偏差値が上って行くもの。

指示されて行う勉強は、「やらされている」嫌な“束縛時間”になると云うのです。
私は中卒なので学校の受験勉強の経験はありませんが、資格取得試験の時は、効率の良い勉強をした記憶があり、設問に好奇心が湧き、この資格を取る事で飯が喰えるからだったと思われます。

赤ちゃんは見るモノの総てに好奇心を抱きます。
子供の学力を伸ばしたいと思うなら、植物や星座、夜景や樹木など自然の美しさに魅了される感受性を豊かにする事が有効だと思われます。何故、こんなに美しいのかと好奇心を…

人工的でない自然の豊かさに興味を示すようになると、総てのモノに好奇心が湧き出ます。
好奇心は、事象を深める原動力となり、必然的に偏差値の高い勉強の出来る子供になります。
そのような勉強の出来る子供は素晴らしい人間愛も一緒に育んでいるようです。

「両親や周りの人の云う事を良く聞く良い子」は、自主性の欠落した人になり易いのです。
非行少年だった人が、後世には大成するケースを多く見てきました。
一方で偏差値は高くとも、他人に慕われない人とも、自分の長い人生経験で嫌と云うほど接してきました。
心の豊かさが育まれないまま、大人になってしまったようです。

今日は栃木県那須塩原から北斗市本社に帰社し、明日の福地建装ユーザー会主催の「わくわく手づくり木工」に備えます。子供達のモノづくりに向かう姿勢で人としての見極めが出来る気がします。
さて写真は昨年の手づくり木工の様子ですが、明日も楽しみです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

輻射冷暖房空間とは…北斗市~函館空港~羽田空港~東京事務所~那須塩原市

2017-08-03 21:49:06 | ファース本部

今日は北海道より涼しく感じる栃木県那須塩原市に来ております。
私は、暑いのが嫌いですが冷房も嫌いです。
更に蒸し暑いのは、もっと嫌いなのです。
快適な冷暖房は、それを行っているように感じさせない、さりげない涼空間をつくる事です。

写真は今日送信されてきた本州のファースの家のコントロールユニットです。
外気温31℃、天井裏気温22℃、床下気温22℃、居室温度24℃となっていました。
この地域では今日、午後に36℃にまで上昇したと云いますが居室気温24℃が変わりません。

天井裏エアコンからの冷気が天井裏から床下に送られて、外皮のインナー通気層を通じて循環します。
暖房時は暖気を同じように循環させます。
つまり冷風や温風を私達のカラダが直接受けることはありません。
床面、壁面、天井面からの輻射熱で居室気温を24℃に保っております。

更に床下に敷設した300㎏のファースシリカが湿気を吸着して調湿しています。
臭い等のVOCも科学吸着させて調湿しているので快適さが増してきます。
外気湿度より20%近くの湿度を吸着するため、住む人のカラダから水蒸気を奪って対応を下げる効能があります。

この家は16畳用エアコン1台(サポートエアコン1台の2台装備が標準ですが、今日は天井裏エアコン1台稼働)のみでこの輻射冷房を成立しています。
この時のエアコン消費電力は500wでした。
快適性と省エネ性、健康空間を同時に得ます。

さて、今日は栃木県那須塩原市のFAS販売代理店でガラスのアセンブリ企業、星野アルミ建材さまを訪問しました。まったく従前に無かった住宅部材の製品化を図ります。
ガラス加工の世界はとてもデリケートな技術を伴うようです。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星飛雄馬 昔特訓、今虐待…函館市~北斗市

2017-08-02 18:49:18 | ファース本部

「巨人の星」星飛雄馬は、私達のような団塊世代のヒーローでもありました。
父や一徹の特訓たるや大リーガーギブスなるバネ付きの筋肉養成装具を付けさせ、ガソリンを染み込ませて炎を燃やしたボールでノック訓練を行いました。
現在なら体罰教師で強制保護は確実かも知れません。

私達が子供の時代も学校で先生からの往復ビンタは当たり前でした。
拳骨を受けてのたんこぶも珍しくはありません。
決して体罰を助長する訳ではありませんが、愛情のこもった拳骨は効き目があったのかも知れません。

私はトビ職見習いの時の拳骨など、まさに日常茶飯事でした。
その親方や先輩の拳骨を心根に怨念として潜在させることなど全くありませんでした。
しかし時代は変わり、ハードではなく、ソフトで鍛える時代となりました。

今日は、家庭裁判所調停委員やOBなどでつくる家庭少年友の会の主催で、函館児童相談所(写真)の施設訪問を行ってきました。
本施設の説明を受け、保護されている子供たちの明るい表情を見て、我国の社会福祉政策、中でも子供の福祉に供する社会づくりでは、家庭裁判所や児童相談所も至り尽くせりの事業実践に感銘してきました。

児童相談所は、もちろん星飛雄馬を鍛えた星一徹方式ではなく、子供たちの胸中に入り込める指導法を研ぎ澄ませておりました。
我国の子供を保護する様々な政策に対し、誇りにさえ感じてきました。
スポーツや習い事においても大リーガーギブスでなく、注ぎ込む愛情なのでしょう。

真心を持って接すると愛は伝わり、児童との信頼関係は構築できるようです。
私は、トビ職のハード鍛錬を受けたのですが、社員教育は褒めて育てる手法を講じています。
さて、明日は新開発の商品化を図るため東京、栃木と出張になります。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然素材の空気清浄調湿材…北斗市

2017-08-01 17:34:21 | ファース本部

家の中の湿度管理は様々な手法があり、多くが機械的な方法で行っています。
加湿器や乾燥機に昨今は、エアコンに調湿機能を持たせたモノもあります。
調湿とは、乾燥時季や多湿の時期を一定の湿度に家屋内を保持することです。

木材や塗り壁材にも調湿効能はありますが、その給排水量は極めて僅かです。
吸って吐く機能を持つ素材を総て調湿部材と称しているのが現状です。
ファースの家は、床下に200リッターもの水分をストックするキャパを持たせています。

写真はファース工法専用部材のファースシリカの展示会で使用する実験ボックスですが、ファースシリカを充填したのとしないモノの差が30%にも及びます。
ファースシリカは、乾燥剤のシリカゲルの多孔質を活用し、捉えた湿気を家屋内の乾燥時に放出できるように処方改良したモノです。

乾燥剤とは、吸った湿気がそこに在るのですから、ある湿気を乾燥時に放出し、多湿の時は吸って貰うようにしました。
シリカゲルは、二酸化ケイ素と云う地球を構成する自然素材で化学品ではありません。

土壌改良などにも活用できますが、ホルムアルデヒドや匂いのもとになる空気汚染物質も科学吸着して空気清浄効果も発揮しています。
ファースの家は、このファースシリカを床下に300㎏近くも敷設しております。

ファースの家専用空調システムの空気循環作用で、乾燥時は湿気放出し、多湿時には吸着し、家全体を恒常的に空気清浄調湿がなされています。
この効能を発揮させるには、外部湿度に影響されないシームレス状の気密層の構築が必須となります。

さて今日は、調湿の要らない北海道の8月らしい爽やかな夏空の広がった北斗市でした。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする