夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

隠れてやる展覧会なんてありうるのかな? 

2006年11月07日 19時02分38秒 | 芸術・文化
知人が荻窪でインスタレーションの展示をやっている。
なぜか判らないけど全くPRなし、自分のウエブサイトにも活動を載せていない。
でも作家が作家としてやるんであれば、見てもらう事が一つの要件だろうと思うのだけど?
何故なんだろうね。


嫌いな人、批判的な人が死に絶えれば公然と活動するのかしら?
そんなんでプロとしてやっていけるのかな。
以前なら、嫌いな相手とでも仲良くやっていたのに。
それだけの覇気がなくなったのかな。
ちょっと馬鹿げたことに思えるけど。

宿りせしひとの形見か藤袴

2006年11月07日 13時44分15秒 |  あなたの鼓動、華
十三夜の日記の漢の武帝(劉徹)の詩(秋風辭)に藤袴が出てきます

http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/a23b6ce106c288424f75c3ba2dec6e2f

「蘭有秀兮菊有芳」
ここの「蘭」は藤袴のことですね。
当時から藤袴は薬草として、また香草として使われてきました。
武士たちは戦場に赴くときに兜に藤袴を焚き込んだといわれます。

宿りせしひとの形見か藤袴 
忘られがたき香に匂ひつつ
      紀貫之


十三夜の日記をアップした後で、偶然藤袴の花の写真をアップしている人がいました、それに対して、
>アンの本の中『アンの夢の家』に、ジム船長がアンにスイートグラス(sweet-grass)の小さな束をプレゼントするというシーンがあるのです。
このスイートグラスの香りもやはりクマリン。

『風と共に去りぬ』の中にもやはり、このスイートグラスで作った籠にハンカチをしまって置く、という場面があります。/>

というレスがついていました。
なんとなく嬉しくて。