夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

天才? 天災? ただの馬鹿?    汾上驚秋 蘇頲

2006年11月09日 14時38分18秒 |  漢詩を長崎弁で



またやっちゃった。
Mixiのフォトアルバムの説明を加えていて、またやっちゃった。
どうしよう、止まんなくなっちゃったよ。
天才なの? 天災なの? ただの馬鹿なの?




北風吹白雲
万里渡河汾
心緒逢揺落
秋聲不可聞
  汾上驚秋 蘇頲

北風 白雲を吹き
万里 河汾を渡る
心緒 揺落に逢い
秋声 聞く可からず




北風が白い雲を飛ばしているなか
遠くを目指す旅人は、河を渡る
物みな枯れ果てるこの季節
秋の音は聞くに忍びない
      (訳 風車)


行方定めぬ旅人の
心凍らす枯野かな
    風車




北風びゅうびゅうふいとる
旅人は川を渡って旅を続けらす
一面の枯れ野のなかば
秋の声は物悲しすぎるちゃ

秋思 張籍  僕ちゃん天才だった?

2006年11月09日 12時39分08秒 |  漢詩を長崎弁で






Mixiのフォトアルバムのタイトルに西行の詩を一つずつ付けていっていたけど、漢詩も欲しいかなってこの詩を引っ張ってきた。

洛陽城裏見秋風
欲作家書意萬重
復恐怱々説不盡
行人臨発又開封
   秋思 張籍

洛陽城裏秋風を見る
家書を作らんと欲し、心萬重
復た恐る怱々として説いて尽くさざることを
行人発するに臨み又封を開く

以下はいつもの如く風車の訳ね。

都にも秋風が吹くようになって
家に手紙を書こうと思った
書きつくせないことを恐れて
託した旅人の出発前にまた開封して読む

そして;

秋風に心せかれて書く文に
 つくせどつきぬ我が心かな
         

もしかして、僕ちゃん天才だった?
(危うく天災って変換するところだった!)
叙情的過ぎる? いいんです、写真が絵葉書写真だから。
長崎弁のよりもいくらかいいでしょう???
(良いって言ってよね!)


っていいながら長崎弁

町にも秋の風が吹いてきた
田舎に手紙を出そうと思ったとよ
書いても書いても、思いが尽きん
手紙を持って行ってくれる人の出発間際にもう一度開けて読み直したとよ

セイタカアワダチソウ 改

2006年11月09日 09時33分22秒 |  あなたの鼓動、華
どういうわけか、狸の話のところに薄の写真を入れています
その中にこのセイタカアワダチソウの写真も。
ここにこの写真を再掲しますけど。

これはよくブタクサと混同されますよね。
でもセイタカアワダチソウは園芸植物として帰化したらしい。
今でも花を染料として使ったり、蜜蜂の蜜源として使ったりしているみたいです。
それでセイタカアワダチソウのために一言擁護しておきますけど、
この花は花粉症のアレルゲンではないそうです。
蜜源になることでお分かりのように、花粉は飛ばないのだそうで、、

ところで、この花を煮出して(沸騰させては駄目)煮汁を風呂に入れると逆にアレルギーを抑えるという話がありました。
http://www.kangaeroo.net/D-bbs-F-thread-threadno-6206-no-6206.html#6206
ただし、最初はちょっと症状がでるそうです。
そのことも含めて、試される方は自己責任でお願いしますね。
         (この部分を加えましたので、投稿日時を新しくしておきます)