夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

白鳥の湖 

2006年11月20日 22時26分04秒 | 芸術・文化
今日は白鳥の湖の話。でもフォーカスは黒鳥。。。

ビデオを整理していて、アナニアシヴェリとペルミ・バレエの白鳥の湖を見つけて、ぽけ~と見ていた。1992年にオーチャードホールでやったときの録画。さすがにこのときのアナニアシヴェリはまだすごかったね。特にオディールの踊りのときは、さすがだな~と、、、、
あの、ダブルのフェッテのところなんか、すごい、すごい。
その後の彼女の踊りと比べても、さすがにこのころの彼女は凄い踊り手だったんだっていまさら思う。
ファジェーチェフもジャンプが高い!
この公演を見逃したのはつくづく残念。
(一つだけ、ソリストクラスの踊りが、どったんばったんって、興ざめ、あれはなんだったんだろう。そこは見えないことにした。僕ちゃんも大人になったから。)

なんて思いながら、お勧め投稿を見てみたら、ない。DVDで他の白鳥をクリックして、「このDVDを買った人はこんなものも買ってます」ってとこをクリックするとあるんだけど、そこからではお勧め投稿はかけないんですね。
おまけに、レビュー用にリストされているものの中でアダム・クーパーの白鳥(ホモの白鳥ね)は6っつも、7つもリストされている。他も同じバレエ団が何件も。なんか変。
このクーパーのDVDは以前のブログには書いたけど、最初はばかばかしいと思っていたけど、幕が進むにつれ引き込まれていってしまって、これをすごいと思った自分が怖くなってしまった。



怖いといえば白鳥のリストにはプリセツカヤやフォンテーンの白鳥もあった。今となってはそれも怖い。

やはり容姿端麗、25歳未満じゃなきゃ。


糠の洗剤

2006年11月20日 19時33分32秒 | 日記
お米をといだときのとぎ汁は植木鉢に入れたり、糠床に入れたりしてますけど、今日はこれで布巾を洗ってみました。

レンジ台などはこのとぎ汁で綺麗になるってことを聞いていましたので、洗剤としても使えるのかなと思ったのですが、見事に失敗。

殆ど汚れは落ちていませんでした。

見果てぬ夢

2006年11月20日 10時06分19秒 | 芸術・文化
子供のころから美しいもの、人を感動させるものが好き。
自然であれ、アーティストのようにそれを作り出す人だったり。
でも夢がかない、美しいものを一心に作り出そうとしている、純なアーティストをお手伝いすることを自分の仕事としてやりだしてみて、ある部分人間に対する幻滅感に打ちひしがれている。名声欲や金銭欲、単なる競争心で自分を見失っている人があまりにも多すぎるし、たくさんの作品を見てくると、子供のときのような感動を受けなくなってきている。
自分の持っているもの全てを掛けても延ばしてあげたいという作家がいたとしても、口をかけるとこちらの言いなりになってしまって、自分を見失ってしまった作家もいる。
チャンスを捕まえるためなら、周りの人の厚意を裏切っても、気がつかないような人もいる。

助けていきたいという自分の夢の形は実現したけど、今は現実のなかで幻滅を味わっている。夢がなくなった人生なんて、生きていてもつまらないとしかいえない。

「夢幻泡影」私のブログのタイトルだけど、この世は夢幻。

だから余計に、ちらりと見える人の真心、目の前にある自然の美しさ、
それがどれほど尊いものか、今はそれが身に沁みている。