夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

数字の魔術というより嘘!厚生年金の実態

2007年04月27日 11時50分45秒 |  姥捨て山は大騒ぎ

この統計そのものも厳しい状況を反映しているけど、この数字自体が大変問題な処理をされている。
そのような処理をあえて許した厚生労働省の幹部は何を考えているのだろう。
統計とは、そこへありうる状況を正確に提供するもの。その統計にたって今後の指針を話し合う土台なのだから、それがまやかしの数字や数字の処理によって出てきたものなら全く意味がない。

たくさん問題があるけど、人口の増加率はそのケーススタディとして受け入れるとして、今後の生産性の見通し、物価上昇、それに対する給与のスライド、、、何をとってもありえない状況のケース。
そんな夢のような状況をサンプルにした数字なんか、起こりえたら奇跡としか思えない。

年金がこうこうというより、この数字を意図的に発表する厚生労働省の幹部に年金を任せるのはもうだめだと思う。






65歳時点での厚生年金試算、2051年度には37万円?(読売新聞) - goo ニュース