お盆は今週末ですね、猛暑日が続いています。
岬の夏は終わっていないのですけど、私の夏は終わりました。
今日は憂き世への旅立ちの日。
風がみかんの花の香りを運んできて、重たい腰をさらに重くしています。
偶題
薫風何処来
吹我庭前樹
啼鳥愛繁陰
飛来不飛去
于謙
薫風 何処よりか来たる
我が庭前の樹を吹く
啼鳥 繁陰を愛し
飛び来たりて飛び去らず
涼風が吹いてきて
庭の木を揺らしよる
鳥も木陰に入ったまんま
そこから飛んでいこうとはせんと
蝉はまだ前の桜の木で夏を謳歌しています。


こちらはこれからのお楽しみ。
戻ってくる日のご褒美。

そういえば、こちらに来た日に挿した紫陽花はまだ元気。
楽園から連れて出すのは残酷でしょうか?
