夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小篭(こかご)に摘んだは まぼろしか
十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
赤とんぼ
三木 露風(作詞)
山田 耕筰(作曲)
有名な童謡ですよね。ところがこの曲が知られるようになって来たのは、曲ができてずっと後、戦後のことだそうです。今井正監督の「ここに泉あり」という群馬交響楽団の映画のなかでこの歌が歌われ、それを期にこの曲がヒットしたということです。
映画の一部はなんとなくイメージにあるのです。楽器を負ぶって山の学校へ行っているシーンがあったと思います。
でも私はこの歌が出てきたシーンは覚えていませんでした。
私もそうでしたけど、たくさんの人が、「おわれてみた」を追われて見た、、と解釈してるのですけど、正確には姉やの背中に負ぶされて見たということだそうです。