昨日の日記に書きましたように12月4日にとんぼの沼にコハクチョウが飛来したとのことで、今朝とんぼの沼に行ってきました。昨日の夕方には一応、いることは確認したのですけど、暗いなか、ただじっと池の中に漂っており、絵にはなりませんでしたので再挑戦です。
コハクチョウは巣と餌場を分けます。ここのコハクチョウは日の出とともに布施というところに出勤しますので、その出発の様子を撮るのが一番。なんせ餌場ではぶらぶらしているだけなのでこれも絵になりません。
ここはどうでも夜討ち朝駆けで参りましょうということでした。
光の条件が悪いのでかなり荒い画面になっていますね。
今日見たところでは11羽いるようです。(もしかしたら10羽かもしれません)
一羽は、怪我をしているということで飛びませんでした。ずっとこちらに一羽だけ残っているそうです。渡ってきて怪我で食事ができないのでは死んでしまいそうですね。どこかが保護できないかと考えて、「千葉県いすみ環境と文化のさとセンター」に電話を入れてみましたが、環境と文化のさとセンターでは保護はしていないのだそうで、いすみ市には鳥獣保護委員がいるからそちらに聞いてみてはとのことでした。市役所は今日は土曜日で職員がいないけど、連絡を取ってみるということでした。うまく保護されて、いすみでの滞在をエンジョイできればいいのですけど。
さて、話は今日の撮影に戻ります。
今日は朝、厚い雲が東の空にはかかっており、日の出の時間になってもなんとなく薄暗い。カメラの感度は1600まで上げてみたのですけど、それでも1/100切れるかどうかなのですね。
これでは昨日のカワセミと同じようにぶれてしまいます。
これはカメラを動かさないで、撮ったもの。スローシャッターになっているのがお分かりだと思います。
なら、いっそ流し撮りの練習と行きましょうというわけで、今日の日記はいつもの「岬な日々」ではなく「デジカメ練習帖」のカテゴリーになりました。
ちなみに、流し撮りというのは、動く被写体にあわせてカメラを動かながら、スローシャッターを切る。動いているものは止めて、バックを流して撮るので流し撮りといいます。
車などの水平に動くものは楽ですし、三脚や一脚を使えるのですけど、鳥のようにどう動くか分からないものはそれも使えません。全て手持ちでの撮影になります。長焦点の場合にはスローシャッターで動かしながら撮ると、全部がぶれてしまうことになりかねませんね。でも飛び物を撮るときにはどうしても必要な技術です。
先日の白糸の滝では水の流れを止めないために、スローで切りましたが、それでも周りが明るくって必要なところ(1/30くらいにならないかなと思っていたのですけど)まで落ちてくれないのにやきもきしました。
今日は露出はカメラ任せ。早く切れればそれでもいいやってことで鳥さんたちに向かいました。
水面への反射も入れてって思ったのですけど、アイデア倒れですね。鳥も背景もぶれてしまっています。
D300+70-300AFズーム 300ミリ
ISO1600
絞り優先、開放絞り スポット測光
飛んでいるものは手持ち撮影
でもやはり難しいですね~
もっと対象の流れに乗ってシャッターを切らないと、、、
仕方なく、池の風景を一枚撮って、今日は退散しましょう。