夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

バラ

2008年12月17日 17時14分47秒 |  あなたの鼓動、華


雨が降っています。
これは恵みの雨なのでしょうか。

月曜日、散歩に出ました。久しぶりということで、いつもの薪の半分も背負っておりませんでした。量が少ないので、バッグは小さ目を肩に担ぎ、70-500ミリと、三脚、カメラを首にぶら下げました。首に全部をかけて出かけたのですね。
歩いているときに骨盤やお尻の上辺りが痛くなり、帰ってからは腰から背中にかけて、椅子に座るのもきついくらいに痛みがありました。

久しぶりの運動だから筋肉痛だろうということで、筋肉の痛みは使って治す。火曜日にも散歩に出ました。今度は、反省してリュックにすべてを入れて歩きました。月曜日よりも5割り増しくらいの行程。いや、疲れました。普段、レンズを出し入れするとき以外はリュックは下ろさないのですけど、昨日はたまらず、川の堤防に横になり、タバコ休止。それでもやっとのことで家までたどり着きました。

今日、晴れ上がったら、多摩川が魂川になって、三途の川になったでしょうね。とにかく、やるとなると、意地でもやるってところがある人なので、こんなときには困ってしまいます。



今朝は昨日の写真をアップし、今日の写真は、花瓶のバラ。
私の写真は散歩の記録ですから、家の中で活けてある花を使うというのは私としては危機的状況。写真のストックもないということなのですね。
もちろん、いろいろ試したいことや、調子を見たいことがありますので、まったく無駄ではないのですけど、、、


ただバラの花を撮って、アップするだけなのに、いろいろとぐじぐじがありますね~


トップと下。
マイナス補正をかけたものもありますが、補正0の方がカメラのディスプレイではちょっと明るすぎと思いましたけど、綺麗に行っているようです。こちらは両方とも補正なしのもの。
もう少し、被写界深度が欲しいけど、これ以上絞ってもあまりいい影響は出ないはずですね。さてどうしたものか。
それに、フルサイズだと、被写界深度が浅くなる傾向があるのだそうです、その辺フルサイズにしたときに、もしかしたらちょっと困るかも。


シロ

2008年12月17日 12時41分23秒 |  多摩川散歩


先ほどの日記で、「シロ君については後述」と書いていますね。
こちらがシロ君です。

昔、シロ君は有名な野良でした。
多摩川のガス橋あたりを棲家にして、自由気ままな生活を謳歌していたのです。
彼の王国では入るものは誰でも温かい、心からの歓迎を受けました。
小さな子でも、大きな子でも、それなりに、彼の手厚いホスピタリティを受け、楽しい時間を過ごすことができたのです。
彼が有名になったのはそんな彼の行動がこのあたりの人々に広く知られていたからなんですね。



今になって思います。
彼に、破れ風炉と釜、欠け茶碗を渡していたら、その辺のエセ茶人ではなく、本物のお茶人が生まれたでしょうね。
表に出ない、客へのもてなしの心、客に自然に楽しんでもらえるようなしつらい。
これこそお茶の心だと思うのですよね。
なにやら道具や、格好ばかりに気を取られているお茶人たちがあまりにも多いこと。。。


シロは、ある日悪い人の手でロープに繋がれ、食事も取れないような日々を送ることになりました。それからやっと逃げ出した彼は、決して人間を信用しようとしなくなりました。

そんなある日、彼を見つけてほれ込んだ人がおりました。
家に連れて行きたいと、何度も彼に声をかけたそうですけど、彼はいつもするりと逃げてしまいます。彼はとっても賢こかったのですね。
そこで、その人は毎日決まった時間に、彼にご飯を届けることにしました。
毎日、毎日。
彼も、その時間に必ずその場所に姿を現しました。
そして2ヶ月がたったある日。その人は「家に来る?」って聞きました。
シロは三つ指を突いて「末永くお願いいたします」って答えたそうです。

翌日から、シロ母さんと、シロの毎日の散歩が多摩川の河川敷で見られるようになりました。


私は、野良時代のシロを知りません。
でも、この辺はマンションが多く、小さな室内犬が多いのです。
シロはレトリバーと並んでも見劣りしないくらいの大きさの犬なんですけど、彼に対して小さな子達が恐れを感じるようなことは見たことがありません。
小さな子達の間に目を細めて座っている彼の姿をいつも見ていました。

そんなとき、大きな子達が来ると、普通は、小さな子も大きな子も入り混じって遊んでいるのです。ここではそれがむしろ当たり前の状況なのです。
でもたまには、小さな子が怖いとか、威嚇するようなときがあるのです。
そうすると大きな子も反射的に構えてしまう。
そんなときにシロは、すっと間に体を入れていきます。
どちらに味方するわけでも、意見をするわけでもない。ただ体を間に入れるだけ。
そうすることで、小さな子は安心して、威嚇を解きますし、大きな子も間の悪い思いをしなくてすむ。
そのうちに気がつくと、みんなで遊び始めています。
そんな光景はなんども見ました。

シロは賢い、そして頭のいい子なのですね。

別れ際にシロがシロ母さんのことについてこういいました。
「信頼ですよ。2ヶ月の間、毎日ずっと、同じ時間、同じ場所に餌を運んでくるその気持の底にあるもの、、、それに対する信頼ですよ」



どこかの宇宙では、毎日、何十年もの間、生きる糧を運んできてあげても、用済みになると「はい、さよなら」というのがはやっているのだそうです。


ゴールデンレトリバー

2008年12月17日 11時10分11秒 |  多摩川散歩


今日は雨。昨日の写真の整理をしています。
今日の日記は珍しくゴールデンレトリバーのオンパレード。
昨日は、アンディ君を始めとする3頭のゴールデン君たちに会いましたので、、、
もう1頭、シロ君もおりましたけど、シロ君はこの後にワンマンショーに出演予定なので、こちらには掲載はしておりません。



ほらほら、アンディ君。
「これがケーキならよかったのに」なんて考えないで。
たらねばじゃ、この浮世は生きていけないのですよ。



そうそう、気を取り直して、、



ちゃんと最後まで、アンディママのところへ持っていかないと駄目ですよ。



そんな~ 
可愛い子が傍を通ったからって、お勉強を忘れちゃ駄目じゃない。



ほら、この子はこんなに一生懸命に励んでいるのに。



お勉強はちゃんと最後までやらなきゃね。



ほうら、あの娘も行っちゃった。