すみれ

私の育った田舎では農家の方がすみれを嫌がっていました。
家は農家ではなかったので、こんなにたおやかそうな花で綺麗な花なのに、なぜだろうと思っていましたが、祖母によると、畑の養分を吸い取ってしまうからだということでした。
たしかにたしかに、いすみのうちの周りは今、スミレが花盛り。
傾斜地でも、岩の間でも葉っぱを出し花をつけています。



これは家の２階の台所から出ているバルコニーに咲いているすみれ。
こんなところでも何株も育ってきて、花をつけています。
生命力が大せいなのですね。

水仙 （バルボコディウム）

先日、お昼を食べに行ったとんかつ屋さんの入り口に黄色の花をつけた植物が植えてありました。
「あれはなんですか」ってお店の方に聞きましたら、
「水仙なんです」とのこと。
でも、花も水仙とはずいぶん違うし、葉っぱもどちらかというと韮みたいな葉っぱをより細くしたようなもの。面白いですね。

食事が終わり帰りしなにお店の方が、何年も前に植えたのだけど、強い花で、今はずいぶんとあちこちに咲いているから、分けてあげますって根っこからいただきました。
嬉しいですね～　その気持ち。

ここのすぐそばの魚料理を出すお店でも、店の外に出してあった蛸壺を、どこで買えるんですかって聞いたら、使ってないから持っていってくださいよって二つも頂いたことがあります。
こちらの人ってちょっと顔見知りになると、すごく親切。
やはり土地が暖かいせいなのでしょうか？

家に帰って図鑑をみましたら、たしかに水仙。　バルボコディウムという種類なのだそうです。