夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

糧を獲る     ウミネコの漁

2007年03月27日 21時49分59秒 |  写真
人間であれ、他の動物であれ、日々の糧を獲ることは大変なことなのですね。
家畜でさえ、糧と引き換えに自分の身を提供したり、飼い主の健康管理のために飼い主を散歩させたり、気まぐれな飼い主のご機嫌をとったりとやはり簡単なことではないのです。
ウミネコもその例に漏れません。

この辺かな、この辺に魚はいるのかな?


おっと、何かいたぞ、


よし、ここにいる


いつものように頭を突っ込んでも、なかなかすばしっこいから獲れないな~


覚えていろ、急降下で突っ込んでやる






かっこ悪いなんて、言ってられないよ。


やっと獲れた。

モンシロチョウとタテハチョウ

2007年03月27日 17時08分10秒 |  多摩川散歩


今日の日記の写真がチョウだったりカラスだったり椿だったりと、あまりにも安易な被写体に流れています。
でもモンシロチョウって結構撮影が難しいのです。

今日もその第二弾です。



今日はタテハチョウも入れておきます。


カラスだって

2007年03月27日 12時52分55秒 |  写真
散歩に付加価値を付け、記録を撮るということで始まった写真。路傍の記録ということで鴉も撮らなきゃって思ってきました。




出産、子育てという大事業が始まっていないからなのでしょうか、嫌われ者のカラスですけどこの多摩川河川敷のものは他の鳥となんとなく協調しているような様子が見られます。



もっとも雀やツグミははなから相手にしていないし、鳩は10倍、いや100倍近い数の差がある。
カモやユリカモメもやはり最盛期にはそれくらいの数がいたと思います。多勢に無勢じゃどうすることもできない。
そのあとに入ってきているウミネコはもっと攻撃的。何か仕掛けると後々恐い。



コサギやカワウはでかいし。
ってことで、ここのカラスは大人しく強調していくことを学んだようです。


番茶も出がらし    椿

2007年03月27日 09時17分21秒 |  あなたの鼓動、華
散歩の途中に椿をたくさん植えている家があります。もっと早く気がつけば、いい時期に撮れたのでしょうけど、気がつくのが遅く、椿としてはちょっと可哀想な時期でのお見合い写真。

番茶も出がらしではね~

なんて「お友達たち」から子の刻参りを仕掛けられそうなことは書きたくても書けませんわ。














ダイコン花のおひたし

2007年03月26日 17時45分31秒 |  食べるために生きる
ところでダイコンハナを何度もアップしています。
今の時期の多摩川の河川敷にはたくさん咲いていて、とても綺麗な花。
今回も一つは一輪挿しにさしてみました。

このダイコンハナがおひたしになるし、その根っこの大根はとても辛い大根で、普通の大根おろしに混ぜると辛み大根おろしになるということを聞きました。

それで恐る恐る試してみました。

まず、これから花が咲きそうはダイコンハナの先端部分を20センチほど切り取ります。それより下だと茎が固いので、この辺で切り取りましょう。
そして塩を入れて煮ます。野草だから時間がかかるかと思いましたが、普通の葉物野菜とほとんど同じ時間で柔らかくなりました。


これで出来上がり。今回は辛子とマヨネーズを合わせてつけましたけど、鰹節と醤油でも美味しそうです。
野草のえぐみを期待しましたけど、むしろ期待はずれなくらいにマイルドな味でした。


大根部分はちょっとピリ辛ですけど、本格的に使うと美味しそうです。
ただ大きく育った大根はやはり茎が大きく育ったもの、今回はスコップも何も持っていませんでしたので、小さなものでテストだけでした。
次回はスコップを持っていってちゃんと大きく育ったものを掘り起こしましょう。でもそれをするだけの価値はあると思いました。


クリーク  鯉と鴨

2007年03月26日 15時21分19秒 |  多摩川散歩


多摩川線の多摩川と沼部の間に多摩川に沿ってクリークが走っている。
浅い水で、川幅も2メートル未満の小さな川。
ここは湧き水が源泉になっていて、とても綺麗な水。
片側は木が生い茂った崖で、クリークの傍には一車線ほどの道があるだけ。
電車の音さえなければ、ここが東京かと思うほどに静かで綺麗な道。
川傍に設けられたベンチに座っているとほっとするような気分になれる。

クリークには亀や鯉が泳いでいる。






ここの鴨は人を恐れない。








写真は3月24日のもの

私の理想の終の棲家  香炉峰下 新卜山居 白居易

2007年03月25日 23時00分23秒 |  漢詩を長崎弁で
23日の日記のレスにお答えして、多摩川の河川敷には私の理想とする終の棲家があるって書いていました。
ここにその写真をアップしておきます。

傍には、20数階の高層マンションが立ち並び、一番近いマンションには居住者専用の温泉やプール、ジムまで付いている。



でもそのマンションに住むのと、このブルーシートのうちに住むのを比べれば私はこちらをとるかもしれない。

屋根や壁こそブルーシートですけど、、
上の写真は テレビアンテナがついていますね。
入り口に花台が置かれ鉢植えの花が咲いている。その右には川風を受けて食事ができるような食卓がすえつけられている。


居間から糸をたらしておけば、朝の食事の川魚は獲れるし、
前の川には夕食用の鴨が葱を背負って泳いでいる。

ダイコン花は咲き誇り、おひたしにも、ダイコン料理にもとり放題。


それよりなにより、心豊かにしてくれるもの、それは川岸には梅、桃、海棠、桜、、、時期時期の花が咲き乱れているし、
今は金色の柳の枝をベッドから眺められる。



これが理想の終の棲家でなくてなんでしょう、、、


香炉峰下 新卜山居
    白居易

日高睡足猶慵起     
小閣重衾不怕寒
遺愛寺鐘欹枕聴     
香炉峰雪撥簾看
  、、、、、、

日高く睡り足りて猶ほ起くるに慵(ものう)し
小閣に衾を重ねて寒を怕れず
遺愛寺の鐘は枕を欹てて聴き
香炉峰の雪は簾を撥げて看る


  眠っても、眠っても、けだるか春の日
  寒さは忍び込む、ばってん布団の中はぬくぬく
  寝っころがったままで本門寺の鐘を聞き
  窓をちょっと開けて雪山の景色を堪能する

随分前の写真ですけど、ここからの夕陽の眺め