夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

苦手な気候

2007年06月23日 08時51分59秒 | 日記


苦手な気候っていうのがトラックバックの練習のお題に出されている。
私は暑さ。
特にうだるような7,8月の暑さも勘弁して欲しいけど、この梅雨時のじめじめした蒸し暑さはたまらない。
体がまだ夏の暑さに慣れていないこともあるのだろうけど、私の場合は子供のころからの温性蕁麻疹。じめじめした暑さだとこれがでるのがうっとうしい。

夢  昨日のお稽古

2007年06月22日 12時00分18秒 |  非・常識的茶道

                 師匠、そんなに怒らなくても

死ぬまでに一度やりたい夢がある。

小間で大あぐらをかいて、次客の20歳未満の眉目秀麗の肩を抱きながら、片手で茶碗をぐいと引き寄せ、一気のみして、「まずう~い。もう一杯」ってどすんと返す。
できればお茶碗も触ると壊れそうな大名物ならなおよろし。

現実は次客は膝にも乗ってきてくれる。
ありがたいけど、
「ねぇ、タマや。今日は大人しく隣りのお座布で丸くなっていなさい。私のお菓子をなめてもいけませんよ」

残すところあまり無いから、だれか私の切なる夢を実現させてくれないかな~


なんて思いながら師匠の模範演技を拝見しておりましたです。
袱紗捌きを見ていて、「あれっ?」て声が出た。師匠はすぐやり直したけど、あれって表千家袱紗捌きアラモード裏千家だな、きっと。
人に裏の袱紗捌きなんぞを見せるからだ、、、
でも、ごっちゃになった頭で違いがようわかった。
僕ちゃんえらい。

そして師匠は先日誰かの話を聞きに行って、七事式なんていってもお稽古のお稽古ですよって言われて喜んでいた。何を今更。


いつもの師匠とのゴシップ。
先日師匠の友人がヘルプを頼まれ、水屋に入ったらしいけど、取り箸のことで、席主のママと水屋マスターのチイママのお友達が、裏とか表とかでがたがたしたらしい。師匠もチイママのお呼びでヘルプに行っていたらしいけど、あっけにとられていたらしい。

でもね~、お茶事をやれない茶道教授なんてのが出てくるって言うのが私にはわからない。大寄せのがちがちのお茶を茶道だって思っている人が多すぎるよ。あんなもんもただのお稽古じゃない。

猫茶碗以外なら、見立て結構。(猫茶碗だと次客が恨めしそうにこちらをみて、膝を引っかくから) 臨機応変(悋気でなければ)おおいに歓迎。
でもそれを言い出すと皆に白い目で見られちゃうから、どうしても変人仲間だけとの一客一亭の小間の寂寂のお茶しかやれなくなっちゃうんですよね。
嫌いだっていいながら一畳台目が恋しくなる。


なんていうと師匠から、次回のお稽古のために青磁の花器を貸してくれって言われそう。なんせあの方、人の神経を逆なですることが嬉しいらしいから。
はいはい、ついでに青磁の火鉢もお貸ししますので、見立てでこれに茶杓を渡してみてくださいな。それなら広間でも何でもお供いたしますって。

師匠の逆襲

2007年06月22日 02時38分49秒 |  非・常識的茶道
昨日(になりましたね)久しぶりのお茶のお稽古。

04月30日の日記「たいへ~ん、 袱紗捌きが判らなくなりました、、、」でもお分かりのように、袱紗捌きでこんがらがるほどの超初心者の私ですから、この歳で新しいことを頭にいれ、体に覚えさせていくのはとても大変なんです。

おまけに、06月14日の日記「教えてください  取り箸 表では何に何を使う」にありますように性格の悪さが師匠を大変困らせています。

で、今日師匠のところに行きますと、二重棚が用意されている。そして師匠はにこやかに「今日は茶巾絞りをやりましょうね」ってノタマワリましたとさ。
あれっ? 灰と遠州流の炭手前はどこへいったのだろうって思いながら「それだけですか?」ってお聞きしましたが、
「はい、それだけ」ってお答え。

長いものには巻かれる主義の私としては、師匠に従うしかありませんね。
というわけで、お濃茶ね、、、
「はいはい」

お茶碗は堅手(嘘)、銘はいつものごとく「猫まんま」、、
善哉善哉、、、

そんでからにな~も、お茶が終わりになると、お薄のご所望。
お薄のお茶碗は用意してありますからって、、、
うそ~~ 師匠、いつもは一客一亭でやっているじゃないですか、、、、
今日は次客のお猫さまもご出席でないのに、、、
なんて泣き言を言いながら、

結局、、、
あの茶器と薄茶器のとっかえひっかえ、こけつまろびつ、でんぐりこの、、、、泣
師匠の勝ち。

多摩川散歩 070620  黄金の輝き

2007年06月20日 23時54分33秒 |  多摩川散歩


「黄金の輝き」なんてしゃれたタイトルをつけましたけど、前から私のブログを見てくださっている方には「またか」の写真ばかりです。
花も鳥も端境期、、、
撮るものがなくなって仕方なしに、、、

何度も出ました、、



あまりしょっちゅうだと、キャプションのつけようがない。
暑さで頭も朦朧としておりますので。



「雑草を撮ってなにすんの」なんてまじめに聞かないでくださいね



もう、何を撮っていいのかわからなくて、やけのやんぱなんですから



胸を張って、雑草でも綺麗でしょうなんていう自信もなくなってきました




まあ、雑草も、私もまだ生きていますよってアナウンスの代わりです


多摩川散歩 花  070619

2007年06月20日 23時36分16秒 |  多摩川散歩


入梅以来、晴天が続き、暑い日ばかりですね。
多摩川の散歩も、じりじりと太陽に焼かれるような思いです。
救いは風があり、肌に心地よいことでしょうか。
でも、東京の水源では水不足で、このまま行けばかなり問題になりそうですね。
降って欲しいし、欲しくないし、、、





キンシバイと



ビオウヤナギが隣り合わせに植えられていて、ボクちゃんのボケの進行度を試しているみたいでしたけど。



これは家のプランターのゼラニュームではありませんので、念のため
やはり、陽射しがあるところのものは色が綺麗ですね。



ムクドリ   多摩川散歩

2007年06月20日 23時24分09秒 |  多摩川散歩


このところ多摩川の河川敷を歩いていても鳥が殆どいなくなりました。
いるのはごくわずかのコサギとカワウ。コアジサシも6月は影を潜めるそうです。

鳩や雀、ムクドリは我が世の天下を歌っていますけど。
(ね、トップの写真はムクドリの歌です)

鳩は昨日ご紹介しました。
ヒヨドリが中庭で卵を抱いているのもお知らせしましたね。
今日はそんなムクドリの近況をお知らせします。
でもムクドリも若い鳥が増えてきています。



年寄りたちはどこへ行こうとしているのでしょう、そしてどこへ消えたのでしょうか?



あっちの方ではないよって、、



ボクちゃん、ちょっと寂しいかな?
なんとなくまだ幼いもんね



若いといいながらも、結構体つきは大きくなってきています。



ねっ、凛々しい若武者姿



でも、どこかにまだ幼さが残っているのかな



ときとして、途方にくれたような姿もあったりして



そして、彼らはちゃんと躾を受けていました。
この子は、餌を見つけると、大きな声で鳴きながら、兄弟たちのところへ飛んでいって餌を分けていました。



でも、若いっていうのは、恐れを知らないことでもありますよね



さて、これからどこへ行こうとしているのでしょうか、
どんな未来が待っているのでしょうか、











200万画素の映像

2007年06月19日 16時47分11秒 |  デジカメ練習帖

何度か話に出ている、フォーカスもない、ズームもない200万画素のカメラの画像です。ウエブにアップするにはこれでもリサイズして小さくしています。


花はルドベキア。
覚えておいででしょうか、去年の冬から今年にかけて、葉っぱが枯れないって驚いていた花です。
本来一年草のはずなのですけど、去年から枯れないでそのまま花をつけました。


毎度お見苦しいところを  多摩川 鳩

2007年06月19日 16時12分33秒 |  多摩川散歩


鳩で悪いかって、トップの鳩は見栄を切っておりますけど、
「ねえ、あんた、今月の生活費なくなっちゃった」
「えっ、なぜ?」



「だって、あんたの稼ぎが悪い性よ」
「うぅ~~ん」




「毎度お見苦しいところをお見せして申し訳ありません」


白居易  紫陽花 

2007年06月19日 09時00分16秒 |  漢詩を長崎弁で
  

何年植向仙壇上   
早晩移栽到梵家   
雖在人間人不識   
与君名作紫陽花   

何れの年に植えて仙壇上に向かう
早晩移し栽えて梵家に到る
人間に在りと雖も人識らず
君に名を与えて紫陽花と作す


いつのころに仙人の世界で植えられたのだろう
いつ、それがこの寺にまで植えられるようになったのだろう
人間の世界にありとはいえども、誰もその名前も知らない
貴方に紫陽花と言う名前を上げましょう。


どこで生まれたとか、
どうしてこの寺に植えられたとかか
誰も知らんとよね~
あんたに紫陽花って名前をやろうね

ボクちゃんは中国語が判らんし、詩も専門家じゃなかけん、詩としての評価はできんけど、なんとなくあまり好かんね。報告書のごたる詩じゃね~と思っとる。
でも紫陽花の時期の白氏の詩となれば上げんわけにはいかんでしょう。

さてさて、問題が一つあるとよ。
白楽天は紫陽花の名前をつけたとばってん、
そん紫陽花は紫の花で匂いが良かったげな。
  招賢寺有山花一樹、無人知名。色紫気香、芳麗可愛、頗類仙物。因以紫陽花名之
         
  招賢寺に山花一樹あり、名を知る人無し。色紫にして気香しく、芳麗にして愛すべく、頗る仙物に類す。よって紫陽花を以てこれを名づく。

じゃけん、白楽天が名前をつけた花は紫陽花じゃなかっちゅうと。
紫陽花の名前が日本に知られるようになったときに、誰かが間違ごうたとよね。


ばってん、面白かこともあると、
今売られてるのはほとんどが西洋アジサイたい。
これは長崎の商館医やったシーボルトがアジサイを持って帰って、ヨーロッパで園芸種になったもんってよういわれとるけど、紫陽花を最初にヨーロッパに持って行ったとはツンベルクたいね。

もともとの日本の紫陽花は額紫陽花っちゃね。

そういえばテマリカンボクもヨーロッパで園芸種になって戻って来とるし、ボクちゃんの好きなカイウもカラーなんちゅう名前で磨きが掛けられて戻ってきとる。
ボクちゃんは一時オオデマリやカイウを探し回ってたんだけど、、、今ではどこに群落があるか分かっとるけど、そんときには10年近く見つからんかったとよ。