夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

東京へ戻ります

2009年07月18日 11時38分18秒 |  岬な日々


今日はうす曇。ベランダは日差しが射してきてけっこう暑くなっているようです。
それに湿度が高い。
だまっていても、じんわりと汗をかいてきています。
岬の家は冷房があまり効かないので、こんなときには車に移動して走り回っていたほうがベターですね。
ということで、早々と東京に戻ったほうがいいかな。

さて、今回はカメラを忘れて、せっかくの日差しも生かせません。
こちらではあまりピーカンになるとコントラストが付きすぎて、被写体によっては白とびや、黒つぶれ(露出が日差に合っちゃうので)が多くなり、その設定に苦労するのですよ。

昨日、今日って鳥がよく飛んでましたし、先週いつのもSea Songでご飯を食べていたら、可愛いU20っぽいのがいて、あれ誰だろうっと思っていましたら、お店の人が「藤崎奈々子さんです」って教えてくれました。
家に帰ってググってみたのですけど、間違って、藤原七紅って入れたもので、「あどけない顔にHカップの豊満な女性」なるものがでてきて、あれ、あの子だったのかな~って、ちょっと疑問に思いながらも、岬の楽しみがまた増えたって喜んでいたんですけど、、、、、

このお店にはマイク真木(家が近くですからね;それにまたビーチボーイズの再放送が始まりましたね)とか長渕剛などもよく来ているのだそうですけど、、、
MMさんのほうの若い奥さんには興味があるけど、(昔の奥さんもいすみ市にお家があるのですよ)、男じゃね~って思っておりましたのでね。。。
写真は撮らないけど、目の保養。
目の毒、気の毒、河豚の毒でございます。

やはり、河豚にあたるかも知れなくても、美味しいものは食べたいですよね~
おかしい?
なんで、あなただって、メタボになるって分かっていても、美味しそうなケーキが目の前にあれば抵抗できないでしょう?


いやはや、とんだところで、私のミーハー振りが出てまいりましたですね。
次回からは、ちゃんとカメラを忘れないようにしましょう。
名札もちゃんと胸につけておかなきゃ。
名前と住所と電話番号ね。


それにしても、みんなファーフィンに来ているのですよね。
私も少し教えてもらおうかな~
あれは、ちょっと激しすぎるみたいだから、以前考えていたセーリングカヌーとかジェットスキーとか、面白そうだけど。。。




ヒグラシ

2009年07月17日 18時22分37秒 | 私も作ってみました


カメラお爺の私としては、カメラを忘れるなんてどじをやった今回のいすみ市への旅行は、外出の意欲もそがれて、一日椅子に座って外をぼんやりと眺めてるだけ。

今日は曇り。かなり雲が厚く、薄暗い一日でした。
この間から見える下の田んぼの青い稲と、昨日とは打って変わって涼しくなった風。
朝から、ヒグラシの合唱が私を余計にアンニュイな気持ちへと誘っておりました。

でもそのヒグラシ。
先日も桔梗や撫子の日記で書きましたけど、意外と身近にあるものでも間違った捕らえ方をされているものがありますね。撫子は夏の季語だけど一年中咲いているし。桔梗に至っては秋の季語だけど、梅雨ごろから夏の終わりごろまでが花の時期。
コスモスも最近は5,6月に咲くものが多くなっています。

そして、ヒグラシ。
こちらも秋の季語ですけど、やはり梅雨時から秋にかけて鳴いている蝉。
そのことは以前にも書いたことがあると思います。
ヒグラシはニイニイゼミと同じくらいに早く鳴き出す蝉なのですね。

昔は、今よりも季節感はあったと思います。先人たちがそのことに気がつかないはずはないのですね。たぶん彼らは、ヒグラシの声とうだる暑さはそぐわないと思ったのでしょうか。

私もこの蝉が鳴き出すと、夏も終わった、、秋はすぐそこって、節目の終わりの悲しさを子供心にも感じておりましたからね。


ヒグラシの声を届けて
       夏の夕風
         風車


カミキリムシ戦争

2009年07月17日 08時36分24秒 |  岬な日々
今、岬ではカミキリムシ戦争が続いている。
あまり詳しくはないけど、たぶんキマダラカミキリムシ。
気がつくと、岬のうちがこれに占拠されそうになっていた。

昨日もこちらに来て2,3匹を強制退去させたのだけど、退去させる前に、必ず、「ここはお前たちの家ではないのだから、来るな」って言っているにもかかわらず、翌日にはまた、この家の中を闊歩している。

今朝も、カミキリムシがいるのに気がつかなくって、うかつに手を出したら、手に飛び掛ってきて、思いっきりかまれてしまった。
血が出ている、、、、オトンとオカンにもらったこの大切な体、カミキリムシごときに汚されてなるものかと、ペルソナ・ノン・グラータとばかりに、国外退去させたけど。。。。

既成事実を作られると困るから、登記簿のコピーに近くの清水寺の護符を貼って窓に掲示しておこうかな~
もっとも、そんなもんでおとなしく引き下がるとは思えないのですよね。

でも、この家は虫さんたちには豪華ホテルに思えるみたい。
熊蜂はこまるけど、甲虫も、カナブンも、いろんなのが予約もなしに一夜の宿を過ごしていく。
「アンエクスペクティド ゲストス アー ウェルカムド」なんて能天気なことをいってられたのはとっくの昔に終わったね。
今や、こちらは臨戦態勢。
24時間体制の防空識別。
ジェット式の毒ガスやら、最近は電気ショックの防衛網まで、、、

自然は美しい、心休まる、、、、なんて誰が言った?




さざえの蓋置

2009年07月17日 07時38分54秒 |  非・常識的茶道
ところで、さざえの蓋置って炉と風炉で扱い変わりましたっけ?
尻尾を火の方へ向けるということや、口を上にしたり、下にしたりするのは覚えているのですけど、もしかして炉と風炉で扱いが変わったかなって思い始めたら、気になって気になって、、、、

本を見たり、ググったりしても、何も出てこないのですよ。
前回も、認知症まっしぐらをお見せしましたけど、ほんと、「あれっ? どうだったっけ~」 が始まりだすと、とてもいろんなことに手間がかかります。

えぇっと、、、、、
思い出せない、、、、、



教えてください。



追加
裏千家の方と宗徧流の方から、尻尾は常に火のほうに向けるということを教えていただきました。確かに表千家以外ではそうするように思えますが、表千家の場合はもしかして、扱って、尻尾は常に左に向ける、、、、風炉なら火のほうになりますが、炉なら火と反対になりますね、、、、のじゃなかったかなというのが私の疑問でした。


どじった、、、 追加あります

2009年07月16日 23時47分29秒 |  岬な日々


岬に来ました。
今回はやることがあるのですけど、梅雨も明けて青空が見えているから、なにか撮れるかなって期待していたのですけど、気がついたら、カメラを忘れてきている。レンズや三脚は持ってきたのに、肝心のカメラを忘れては何もできませんね。

こんなことがこれから増えていくのでしょうね。
そのうち、運転免許の更新で認知症検査ではねられると、岬からは撤退しなきゃならなくなる。
ここは、車がないと生活できないところだから。

だんだんX-dayが近くなってきたのでしょうね、、、、、



写真がないということで、去年の今頃は何を撮っていたかと見てみましたら、ツバメとヒヨドリの雛。
今年は近くのツバメは昨日、巣立ちました。
ヒヨドリは今年は巣をかけなかった。



岬では、もう少ししたら海がめの産卵もあるのですね。

どんどんとひ孫の世代が増えてきて、老兵は消え去るのみか、、、、




写真は去年の今頃のもの。


ところで、昨年の日記を見ていましたら、今週あたりにPV6900というのを記録しているのですね。昨年のトップ。
一昨年は年末にIPが3~4000というのを数日続けています。
弱小ブログでもたまにはそんなことがあるのですね~

夏逍遥

2009年07月16日 08時15分21秒 |  食べるために生きる


夏は夏の御菓子。
夏逍遥。
名古屋のお菓子ですね。
(それにしてももしかして上下逆だった?)

上品な甘さ、そして軽やかさ、彩り、、、
どれをとっても不満はない。

冷茶なら合いそう。
でも、あれはよそのお流だからね~
私は一応、あれは点てないってことにしてあるので、、、、


でも、田舎にあまりにも慣れちゃったのか、
夏ばてになって、体がエネルギーを欲しているのか?
今の私にはちょっと、感動(インパクト?)が足りないような、、、、

今日も暑いですね~

山百合

2009年07月14日 17時20分49秒 |  岬な日々


いすみ市の山がちな海岸は上総一ノ宮で終わる。
その北側には、海とそれを縁取る防風林、そしてその後背に九十九里の平野が広がっている。
その九十九里平野の真ん中に山武市があるが、ここは伊藤左千夫の生まれた場所。

その伊藤左千夫の「姪子」にこんな記述がある。

お町はにこにこしながら、伯父さん腹がすいたでしょうが、少し待って下さい、一寸思いついた御馳走をするからって、何か手早に竈に火を入れる、おれの近くへ石臼を持出し話しながら、白粉を挽き始める、

白粉は三升許りも挽けた、利助もいつの間にか帰ってる、お町は白粉を利助に渡して自分は手軽に酒の用意をした、見ると大きな巾着茄子を二つ三つ丸ごと焼いて、うまく皮を剥いたのへ、花鰹を振って醤油をかけたのさ、それが又なかなかうまいのだ、

すとんすとん音がすると思っている内に、おじさん百合餅ですが一つ上ってみて下さいと云うて持って来た。

山百合は花のある時が一番味がえいのだそうだ、利助は、次手(ついで)があるからって、百合餅の重箱と鎌とを持っておれを広福寺の裏まで送ってくれた。

おれは今六十五になるが、鯛平目の料理で御馳走になった事もあるけれど、松尾の百合餅程にうまいと思った事はない。




いすみでも、山武でも、この外房の町々では、今までさまざまな折に、土地の人々の暖かさに触れることが多かった。
土地の人は、漁師で、がさつで、人が聞いたらけんかをしているかと思われるほどに乱暴な言葉遣いで、人見知りするし、、、って自らを卑下するけど、こちらさえ心を開く用意があれば、けっしてそんなことはない。

田舎だから、雑草だからって先入観を棄てて、子供の目で周りを見れば。
いすみでも、今、山百合が咲いて、あの素晴らしい香りが漂っている。


梅雨明け

2009年07月14日 14時13分01秒 | 日記


気象庁から関東地方の梅雨明けが先ほど宣言されました。
夏、本番。暑いのも当たり前ですね。

今年の梅雨は例年より二日遅く梅雨になり、六日早く梅雨が明けました。
でも、雨量は例年より一割り増しだったそうです。
関東ではそんなに大雨が降ったって記憶がないのですけどね~


でも、暑い。
こんなときに散歩をしても熱中症でバタリでしょうね。
昨日から、専業主夫として洗濯にせいをだしておりますけど、いや暑い。

都会はコンクリートとアスファルトだらけですから、それがじりじりと熱されて、夜もなかなか冷えてくれない。
こんなときには岬の木々の間を流れてくる風が恋しくなります。