夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

さて、家へのアプローチの現状ご報告

2010年04月11日 10時40分51秒 |  岬な日々


家の庭や、玄関の花たちのご紹介が終わりましたところで、家へのアプローチで咲いていてくれる花々にも触れましょうね。

トップは、この辺のこの時期の最大の見もの。
もう、葉桜になりかけておりますけど。

もはや過去の栄光。なんて、また険しい目で私を見る。貴女のことをいってるんじゃないってば。



こちらもまた、過ぎ去りつつある花。
でも、out of sightではない。もちろん日々に疎しでもない。
これから、栄養を葉っぱにまわして、球根を大きく育てる大切なお仕事が控えているのですからね。



いつも、この花を見ると、食べてみなきゃって思います。
葉っぱも、根っこのコーヒーも。
ところで、これは日本のもの? 顎を見るとそれらしいけど。もしそうならこのアプローチにあるものは洋物は一切なしですね。
洋物全盛の折、貴重ですな~



よくよく見ると可愛いじゃんってのは、最近の私の好みにあっておりますよ。



庭に咲いているシャクナゲさんのご親戚も咲き始めました。



蓑がなくって、どうして子孫を増やしていけるのか、折りがあったら聞いてみましょう。




たくさんご紹介しましたけど、こんなのは山のほんの一部。って、いすみには山らしい山はありませんけどね。
先日来ご紹介している、二輪草や諸葛菜、蒲公英も白花があったり、今や、この山の庵は色香に満ち溢れております。

、、、なので、庵主は余計に侘しい、寂しいと嘆いておりました。
どうか心優しい、若い、美しい女性の方、心に留めて置いてくださいね。



ノゲシ

2010年04月10日 22時56分49秒 |  デジカメ練習帖


よく被写界深度って言葉を書いていますけど、簡単に言えばピントが合ったところから、ぼけて見えるところまでの距離のことですね。同じ焦点距離のレンズであれば、絞り込むこと、対象よりも離すことによって、ピントの合う範囲が広がってきます。(深くなるって形容します) また、レンズの焦点距離によっても違いが出ます。(望遠になればピントの合う範囲が狭くなります)

撮るものによって、どこまでピントがあっていて欲しいか、あるいはぼけて欲しいのかが違いますので、絞りを代えたり、レンズを代えたりします。
私が普段よく使っている200ミリのマクロの場合、最短距離ではタンポポの花でも斜めに撮れば、蕊にピントを合わて、絞りを絞り込んであげても、花びらの向こうと手前はもうぼけています。
もう少し被写界深度を深くして、花全体にピントを合わせ、背景をぼかしたいと思えば、それよりも広角気味のレンズを使うほうがいいのですね。

デジカメをお使いの皆さんがよく言われるのは、背景をぼかしたいということですけど、絞り優先にして絞りを開けてあげる、対象にできるだけよって写す、そしてズームもできるだけ望遠側にしてあげることによってぼけさせることはできます。こちらにはサンプルはあげませんが、キャノンのSX20ISのテストで、望遠側でのマクロを何枚か撮っていますので、「デジカメ練習帳」のカテゴリーで探してみてください。

今日は、ニコンのD300に200ミリのマクロと55ミリのマクロを使って、被写界深度のサンプルをあげておきます。
トップは、ノゲシの花に焦点を合わせたもの。
下は、綿毛にあわせてあります。
レンズは200ミリ、絞りは11
対象までは最短距離。ピントを外れたところ(花に合わせれば綿毛のほう)は ぼけていますね。
なお、後ろの黄色は菜の花。



こちらも同じところで、かなり最短距離で撮ったものですけど、レンズは55ミリのマクロ。
菜の花も一応、形が見て取れますね。



どこにピントを合わせて、どれくらい絞っていくか。あるいは今のレンズの焦点距離で大丈夫か、、、、どんな風に撮りたいかによって、違ってきますね。
だから、花を撮りたい、マクロは何がいいかって聞かれても、ちょっと困ってしまう。
撮り方によっては、下のように標準(35ミリでの)レンズの方がベターの場合もあるのです。



ところで、この日記を書くために調べたあるサプリメントの会社のHPには「ノゲシ」の成分の効果効能の記述のなかにキク科アザミ属と書かれており、アザミの写真が掲載されていました。素人が軽々に言えることではないかもしれませんけど、ノゲシはキク科ノゲシ属、違うものなのですね。なんだか効力まで疑わせるようなHPでしたね。

庭の花

2010年04月10日 18時27分35秒 |  あなたの鼓動、華

家への入り口の桜のご紹介が終わったところで、庭の花々。
といっても、まことに貧しいものがあります。
今は入り口の八重桜が満開に近いこともあって、入り口は華やかな歓楽街になっておりますので特にその対比が目に付きますな。
入り口も、庭も、周りの木立が太陽の光を遮ってしまうし、虫や病気もうつしてくれる。
だから、花が育ちにくいのですね。

その中でひときわ目に付くのが、「見てみて」って騒いでいる石楠花。
イギリスのキュウガーデンのはもっと大きな木ですけど、こんなには自己主張が激しくなかったな~って、この子を見ながらため息を突いております。
老人には、この手は対処の仕様がない。
「あなた、なんぼなんでも、レディというものはもう少し慎み深く」なんてセリフを口にしようものなら、中世まで追いやられてしまいそうです。
もう、やりたいようにやらせておくしかないのでしょうか。



そしてその下で、ひっそりと咲き続けているのがこちら。
もうクリスマスは終わったのに。



イギリスで素晴らしいガーデンを楽しんでいらっしゃる方も、だいぶ前に「名残の」って紹介されていたのに、こちらはまだまだがんばっております。
名残のっていっても、貴女のことではないので、ご心配なく、、、なんて、なんでそんな疑わしそうな目で、私を見るのですか。
健気ですな~ 花のことですよ。




八重桜  世の中に絶えて桜のなかりせば

2010年04月10日 17時36分21秒 |  あなたの鼓動、華


ソメイヨシノが終わり、八重桜が咲き始めました。
我が家の入り口には2本の八重桜があります。
この写真の一本は玄関に枝を伸ばし、今は、桜の花の下を入って我が家へ出入りする状態。
山里の私の生活には、最高の色香を与えてくれています。
毎年、この時期になると被写体として働いてくれています。
http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/b4ced4b414151aea37afae675516d0da
http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/56047260661cb1c2bc801c1b9e14720e



他の1本は、大きく張り出した楠の枝の下になって、なかなか花をつけてくれませんでした。昨日、その枝を切りましたので、来年からはと期待しています。

もう1本、昨年植えたものがあることはあるのですけど、まだ苗の状態。しかも瀕死の状態です。はたして生きてくれるのやら、親としては心配、おろおろしております。
実は、もう1本大きな八重桜があったのです。これは枝をお風呂場のほうへ伸ばしてくれてまして、今の時期は、もう最高。目の前に咲いている桜を見ながらお風呂に入れたのですけど、それが風の性で枝が折れ、そこから雑菌に侵されて、枯れてしまいました。
この家を決めるときに、こちらに来て、お風呂を覗きましたら、この八重が満開になって窓を叩いていたのです。もう、即決!でした。
私と岬を結んでくれた木だったので、どうしても代わりが欲しいのです。
去年植えたのはその代わりのもの。なんとか生きてくれて、また目を楽しませてくれるといいのにって願っています。

なんて、桜は煩いから嫌だなんてかっこをつけている割には、その実、私も、「絶えて桜のなかりせば」状態ですね。まあ、日本人だから仕方がないか。

あら、この詩、当然もう使っていると思い検索をかけましたが、「世の中に絶えて」と「夢幻泡影」ではこの詩を使っているページはヒットしませんでした。 ので、急遽、以下を追加です。

世の中に絶えて桜のなかりせば
      春の心はのどけからまし

古今集の在原業平のあまりにも有名な詩ですね。
花見の酒宴での創作。
詩として、いいものかどうか、私には分かりませんけど、
でも、日本人の桜狂いを見事にあらわしていますよね。




発表会

2010年04月10日 11時28分46秒 | 日記


ちょっと旧聞になりますが、4日の日曜日、弟の音楽教室の発表会に行ってきました。来られなくなった写真家さんのピンチヒッター。
朝の10時から夜の7時半まで、お忙しいことでございました。
大変だね~って言いますと、これでも、以前の半分、以前は二日ががかりだったんだから、不況で子供たちが減って大変なんだってこぼしておりました。

でも会場では、小学生から、高校生。そして大人の生徒さんまで、、、大人は音大の卒業生だったりして、、、多種多様な音が響いておりました。



多種多様といえば、以前にもご紹介したと思いますけど、弟の教室のほかと一番違うところは、アンサンブル重視。



おまけに、チェロを弾いていた子が、アンサンブルではバイオリン、こっちではピアノなんて、それが当たり前で持ち替えをやっているのですね。だから、音、音楽に対する感覚がかなり違うように見受けました。



それに伴奏やアンサンブルでの演奏がうまい。その辺のアンサンブルをあまりやってない音大生なら真っ青になるくらいにちゃんと音を聞いているし、メロディを把握している。たまに音程が狂っていても、それは感覚がないのではなくって、それに技術がおっつかないため、、、、ということにしておきましょうね。



舞台が、編成が変わるために、楽器など入れ替えで時間がかかるようなときには、中学や高校生のお兄さん、お姉さん、そしてインストラクターのおじさん、おばさん、、、、、(ごめん)たちが幕間の演奏をしてくれていましたけど、インストラクターの方々の演奏に比べても、技術はともかく、子供たちの音楽に対するひたむきさが伝わってきて、子供たちの演奏のほうが何倍も気持ちがいい、そんな思いを受けました。



今日のお言葉、その1
ねぇ、どんな場所でも、プロなら最善を尽くすべき。いろんなエクスキューズはあるでしょうけど、不満な演奏を(作品を作るときも同じね)やったら、どんな人がそこへ来ているかもしれないし、たまたまそのときのそれがその人の実力とみなされても仕方がない。
たまに、ものすごい演奏をしても、あとの演奏が駄目なら、駄目なほうで評価される。「気が乗ると、すごくいい演奏をするんですけど」なんて世の中甘くない。
もっとも、例のピアニストみたいに、「気乗りがしないから」って演奏会をドタキャンされるのも、聞くほうとしてはたまったもんじゃないけど。



今日のお言葉、その2
ねぇ、その1は誰のことを言っているかわかる。
幕間でショパンのエチュードの1番を弾いた人。現場で曲を変更したのには理由があるのだろうけど、あんな気乗りのしていない演奏、聴いている人に失礼、それに将来をつぶすよ、、、、なんて、見当違いのばかげた批評がやってくるのもプロの業。鬼みたいな批評家の言葉に耐えるのもプロの技よね。
でも、心配しないで。リストコンクールでグランプリを取って、ウィーンだかどこかの音大の教授をやっているピアニストと食事をしながら、面と向かって同じことを言った覚えがある。
「あんな演奏をやっているのなら、貴方のコンサートなんかぜったいにマネージしない。奥さん(これも同じ音大の音楽家のために体にやさしい演奏法などを教授している人。このような教科があること自体、その当時は日本では、声楽以外では、あまり知られてなかった、、、)の方を日本の大学に売り込むほうがよっぽど価値があるよ、、、」 (なんせ奥さん、とても綺麗な人で、この話を聞いたら身を乗り出して来ていたので)
私って、そんな「鬼」だから、誰にでも噛み付くのよ。



ところで、似非批評家業は別に置いてっと、
ここの子供たちとても貴重な経験をしている。
どんなに貴重かはまだ分かっていないかもしれないけど、
だってバイオリン教室とか、ピアノ教室の発表会で、トリオやクワルテットを演奏するだけならともかく、オーケストラで弾いたり、自前のオーケストラとかアンサンブルの伴奏でソロができるところってないでしょう。



これって、大きくなっていったときに絶対に有利。音感が違うもの。
どうしてもその楽器だけの教室なら、ほかの音を聞く訓練ができないものね。



もちろん、ピアノだけの伴奏なんてのもありますけど、
この下を見てくださいよ。伴奏はみんな弟の教室の子供たち。



ずっと昔に、この発表会に行ったときに、幼稚園の子が、幼稚園のバイオリンの子の伴奏をしていた。ソロの子のテンポが狂いだすと、ちゃんと左手でテンポを分かるようにはっきり弾いてみたり、メロディを飛ばしても知らん顔をして、それについていっていたのをみて、驚嘆したことがあるけど、ここの子たちにはあたりまえにできる業なんですね。



アンサンブルの経験、これって、アンサンブルで弾くことだけじゃない。特に弟の教室のように子供のときからそれをやって、ステージの準備や、譜めくりや、、、ってさまざま付帯したことも経験している。
音楽をやっていく上でとても大切なことね。
独奏者になるならともかく、ほとんどがオケや、アンサンブルに入っていくのでしょうからね。



ここの子たちの音感が、ピアノ教室とかバイオリン教室の子供たちとちょっと違うよねって思うのはそんなところから来ているのでしょうね。
(下の子、上ではピアノを弾いていますよね)



って、ことで、今日はおしまい。
塩をまかれないうちに、今から餌に行く。



ガツガツ作戦

2010年04月07日 14時10分19秒 |  オランダ
たまたま覗いたブログで、オランダでは今や、ガツガツ作戦が大流行との記事が出ていた。
個人のブログなので、ほんとうにそうかどうかは責任がもてませんけど、ご紹介まで。


先週末から今週の頭にかけて、キリスト教国ではイースターのお祭り。良識ある会社では、金曜日から月曜日までの4連休。
そして、オランダでは、これが終わると女王の日のお祭りが控えているんですね。
今の女王の誕生日は12月、でも寒いし暗いので、その時期を外して、前の女王の誕生日を女王の日としてお祝いするんです。
イギリスなんかも同じですね。

これまた良識ある地方、会社では五月の頭をチューリップウィークなんてことで休みにするところもあって、寒く厳しい冬が終わって、「春だ~~~!」って皆が大騒ぎするところ。

女王の日には、女王は、一つの町を決めて、その町でお祝いを受けられるので、担当になった町は大変。その準備にお金がかかるのですよ。

ここからがそのブログの記事の紹介です。文章そのものはリライトしています。

今年は女王の訪問地にミデルブルフが選ばれたとのこと。
そのためにミデルブルフでは、駐車可の場所に車を止めても、駐車票を貼っていないとあっという間に罰金を取られてしまったり、、、
アムステルダムなどの大都市ならともかく、ミデルブルフなどの中小都市では、普通はそんなことがないので、皆さん大パニックに陥っているみたい。

女王の訪問とは関係のない、別な町でも、信号無視の歩行者が罰金を取られたりと、かなりカネオクレ~作戦があちこちで浸透しているみたい

なのだそうです。
ちなみに、オランダは自己責任ってのがはっきりしているから、歩行者が警官の前で信号無視をしても、警官は何も言わないのが当たり前。
それで車にはねられても、日本のように運転手が何パーセントなんてことじゃなくって、第一原因を作った方が全て悪いになるし、下手をすると壊れた車の弁償が言ってくるかもしれないような国。
オランダ人にとっては金がない、金を集めなきゃって活動しているなんて見えてもおかしくない状態なんでしょうね。
皆さん、オランダに行かれるときにはご注意くださいね。

小竹の葉はみ山もさやにさやげども  クマザサ

2010年04月07日 02時48分51秒 |  気になる詩、言葉


小竹(ささ)の葉はみ山もさやにさやげども
     我は妹思ふ別れ来ぬれば
         万葉集2-133
         柿本人麻呂


この詩は新古今集にも少しばかり手直しして載せられています。

ささの葉はみ山もそよに乱るなり    
     われは妹思ふ別れ来ぬれば


笹の葉が山全体を乱すようにざわついている
     私は妻のことを思っている  別れてきたのだから

万葉集の方は、人麻呂が石見の国から妻と別れて上京する際に詠んだという長い長歌があって、その反歌として載せられています。
長歌(二首)、反歌(それぞれ二首づつが載っています)ともにとてもよく知られていて、またこれらの詩を元とする詩もたくさん作られています。
こちらではその一つだけをご紹介しておきましょう。

君こずはひとりやねなん笹の葉の
      み山もそよにさやぐ霜夜を
          藤原清輔
          新古今集


 
以前にも書いたと思いますけど、たとえばオカメザサは小さな竹なのに、メダケは大きな笹なのですね。笹とか、竹とかっていうのは難しいです。
ここで特に、小竹と断っているのは、今で言う笹のことなのでしょうか。
その笹も、笹であるのか、クマザサと呼ばれているものなのか。
おまけに今、普通にクマザサと呼ばれているものはスズタケやミヤコザサだったりして、植物学的にクマザサと呼ばれているものとはちょっと違うような気がするのですよね。

ところでIMEで変換させると、クマザサ⇒熊笹って変換しますけど、正式には隈笹が正しいのだそうです。
        


そして、おまけにもう一つ。

ささの葉に はだれ降りおほひ消なばかも 忘れむといへば 益して思ほゆ
                  万葉集 10-2337



笹の葉に積もった雪が消えてしまうように (私のことなんか)すぐに忘れてしまうのでしょうね、、、なんていわれると余計に愛しくなる

けっ、勝手にしてくれ、この色男って感じでございますよ。
まあ、可愛い女の子にちょっと拗ねられたりすると、男って、、、、なのだそうです。
君子危ふきに近寄らず。
なんせ、こちとらは生まれてこの方 ずっと仙人修行中の身でございますからして、、、免疫もないし、、、、しくしく
このような甘い経験なぞ、あるはずもないのでございますよ。
ねぇ、行ってはいけませんって場所には行って見たいじゃありませんか。
(以前に書いてませんでしたっけ、ホテルのコンセルジュが、「お客様、このような場所は大変危のうございますので、行かれないほうが」ってそっと手渡される地図なぞが貴重であるぞよって)
私、私はそんな経験は、、、、、、少なくとも、、、公式的には、、、ないことになっております。はい。






ショカッサイ(オオアラセイトウ)

2010年04月05日 22時58分07秒 |  あなたの鼓動、華


この時期になると、この花をよくアップしています。
いわく、ヒロインになりきれない花。
華のない花なんていわれたりしていますけど、私は好きだな。

多摩川でも河川敷ではハマダイコンに押されていますけど、河川敷を外れると、むしろこちらの方が優勢。ちょっとした空き地にも蔓延っています。
別名はムラサキハナナ。

いすみではハマダイコンが少なく、こちらが全体に優勢。
その住み分けが面白いですね。

いろんな人のブログやネット上の図鑑などを見ていると、諸葛菜の名前は、諸葛孔明が兵の食料に使ったからとなっていますけど、どうもそれは別な種類の植物だったようです。

写真に撮ろうとするとなかなかこの赤紫が出てくれません。どちらかというと青紫になってしまう。私のように光で遊ぶ癖があると、光の当たるところや、影などで色がまったく違うものになってしまったりして、意外と難しい花です。



ベランダでお花見

2010年04月05日 11時13分07秒 |  岬な日々


岬の庭は小さいのですけど1本だけ桜の木があります。
岬は居住スペースが二階にあり、二階のベランダの手すりを超えて、枝を伸ばして来ています。
ただ、岬に住みだして10年、ぱらぱらとしか花を付けてくれませんでした。
諦めておりましたが、去年、よくよく眺めてみていたら、枝がおかしい。
テングなんたらとかいう病気にかかっているようでしたので、その枝を切ってしまいました。直径7センチくらいの幹といってもいいような枝でしたが、思い切ってばっさり。切り口には、ありあわせのニスを塗って空気を遮断して置きました。
そしたら、今年は、たくさん花を付けてくれました。



入り口にも一重の桜が2本と、赤の八重が2本。でもこれは部屋からは見られませんので、この庭の桜はとても貴重。ベランダで花見。それどころかリビングから外を見ればこの花を見られる。
ちょっと嬉しいですね。



願わくば、メジロなどが訪れてくれると嬉しいけど、今は、これを撮っていて気がつきましたけど、蜂が一杯群れていました。
お礼に、岬印のロイヤルゼリーなんかを置いていってくれると、もっと嬉しいのだけど、、、、


これぞまさしくニリンソウ

2010年04月05日 00時03分53秒 |  あなたの鼓動、華


先日、一輪しか咲いていないニリンソウをアップしていました。
あれは菜の花と桜を撮っていたときに、ふと足元を見ていたらニリンソウが群生しておりまして、電車はそっちのけでニリンソウを撮っていたもの。

去年も、遅れてきた、、、って、家のそばの一輪のニリンソウを掲載していましたね。
ニリンソウとはいっても、二輪一緒に咲いているとは限らない。
特に、咲き始めは一輪だけ、蕾も出てないってことが多いのですよね。
先日のは、まさしくその状態。茎から一輪だけ花を伸ばしていました。

今日のは、去年と同じ、家の傍に群生しているものですが、今回は「珍しく」二輪揃った二輪草です。
トップのは、二輪同じように咲いていますけど、
下のは二輪目はまだ蕾が開き初めですね。