スジャータアイスクリームの自動販売機
令和5年9月18日月曜日。 敬老の日。新幹線で出掛けてきた。プラットフォームにはスジャータアイスクリームの自動販売機が設置されている。なお、決済方法は非接触クレジットカード決済、電子マネー決済、バーコード決済で、現金は利用出来ない。なおアイスはあまり固くないという話も。
新幹線〔ひかり631号〕 631A列車 [N700系G15編成] (東京)
東京発新大阪行新幹線〔ひかり631号〕を利用する。
自由席利用なので〔のぞみ〕でも〔ひかり〕でも〔こだま〕でも料金は同額だが、16両編成のうち自由席が5両ある〔ひかり〕を利用する。〔のぞみ〕の自由席は3両。今後は年末年始などのピーク時は全車指定席とし自由席の設定はなくなる。そもそも平成4年に登場した〔のぞみ〕は全車指定席だったし、混雑する時期のみ全車指定席に戻す事に異存はない。この時期以外は〔ひかり〕〔こだま〕の新幹線自由席特急料金と同額の特定特急料金で〔のぞみ〕を利用出来るのだからありがたい。
N700A SHINKANSEN series N700 Advanced
N700SのJ編成の普通車にも乗ったけど、座席が固くて好みではない。N700Aの座り心地の方が好きである。N700Sの中でもY編成の普通車指定席は座り心地は申し分なく実に快適。但し31分しか乗る事は出来なかった。乗った新幹線〔かもめ〕は長崎発17時15分、武雄温泉着17時46分。何とか新鳥栖まで延伸して、新大阪へは直通して欲しい。
SPAMむすび てりやきたまご(298円) SPAMむすび(290円) コカ・コーラ ゼロ 500ml(172円)
朝食。SPAMむすびは近所のファミリーマートで、コーラは駅売店で買って来た。
新幹線〔ひかり〕で東京を出発
乗車券 [区]東京都区内 ➡ 金沢(7,970円)
乗車駅から東京都区内の入口駅まではSuicaを利用し、そこから乗車券を使用開始するが、入口駅でわざわざ下車する必要はない。新幹線乗換改札機では乗車券・新幹線自由席特急券の投入、Suicaをタッチ、扉が開いて乗車券・新幹線自由席特急券の受け取りの手順で、Suicaからは東京都区内入口駅の金町までのIC運賃が引き去られる。手順の確認に改札氏に乗車券を見せたら、他社の新幹線乗換改札を案内されてしまう。金沢しか見てなかったな。今日は北陸新幹線には乗りません。
新幹線自由席特急券 東京・品川 ➡ 名古屋(4,180円)
今回は〔のぞみ〕ではないので「特定特急券」の件は関係ない。そういえば車内チャイムが変更されている。変更するのなら元のがいいのに。ミミファソド ラソファソ ファミレミド ラドシレド♪
スジャータアイスクリーム(バニラ)(340円) ホットコーヒーレギュラーサイズ(350円)
※コーヒーとのセットで上記の総額から50円引き
東海道新幹線の車内ワゴン販売は今年10月31日をもって終了するそう。折角なので利用する。
相変わらず固い…
そこがまたいい。暫く放置して食べ始める。やっぱり旨い。ごちそうさまでした。新幹線でアイスクリームを初めて食べたのは昭和55年夏。よく食べていたカップアイスはラクトアイスだったので、濃厚なアイスクリームは初めての味だった。新幹線のワゴン販売を終了するのは東京-新大阪間を担当するジェイアール東海パッセンジャーズさんだが、新大阪-博多間を担当するジェイアール西日本フードサービスネットさんでは〔のぞみ〕の一部で引き続きワゴンサービスが利用出来る。
富士山(3,776m)が見えない (新富士-静岡)
関東では見えていたのに。但しまだ雪は積もっていない。
富士川を渡る
電源周波数が富士川を境に東の50Hzから西の60Hzに変わる。東海道新幹線では全線で60Hzで走らせるため、富士川以東に周波数変換変電所を設けて、東電からの50Hzを60Hzに変換している。
浜名湖 (浜松-豊橋)
〔のぞみ〕の停車駅は品川、新横浜、名古屋、京都となるが、この〔ひかり〕の停車駅は品川、新横浜、小田原、豊橋と名古屋からの各駅である。小田原ではさっそく〔のぞみ〕の通過待ちがあったが、豊橋では通過待ち合わせはない。豊橋で下車するお客が多い。〔のぞみ〕は通過し、〔こだま〕は時間が掛かるし、便利な〔ひかり〕なのだろう。三河安城を通過する際の車内放送は無し。
新幹線〔ひかり631号〕 631A列車 [N700系G15編成] (名古屋)
名古屋で下車する。この先は終着の新大阪まで各駅停車となる。
新幹線〔ひかり〕で名古屋に到着
新幹線〔ひかり631号〕 631A 東京(6:21)→名古屋(8:08) 785-1315
◆新幹線自由席特急料金4,180円
新幹線〔のぞみ5号〕 5A列車 [N700系] (名古屋)
東京発博多行新幹線〔のぞみ5号〕と緩急接続。
駅前で工事をしている
何だろうと思ったが中央新幹線の工事か。品川でも工事をしていた。ところがある県では事もあろうに今も工事が始められないのだという。信じられない。
JR東海 東海道本線 名古屋駅《桜通口》 (愛知県名古屋市中村区名駅)
一旦、途中下車する。駅構内の書店で買い物をする。レストラン街の案内を見ていると食べたいものがいくつもある。しかし今日は乗り換えるだけ。また今回の旅で名古屋に戻ってくる予定はない。
駅に戻ると激しい雨が降り出した。駅の外にいる時に降らなくてよかった。途中下車していた乗車券と名古屋からの自由席特急券を自動改札機に投入して入場する。
自由席特急券 名古屋 ➡ 福井(1,100円)[新幹線乗り継ぎ割引]
特急〔しらさぎ3号〕 3M列車 [681系] (名古屋)
こちらは最後尾となる1号車。グリーン車。
先頭車両の6号車。自由席は5号車と6号車でこの箱に乗る。
681系普通車の様子
681系普通車の座席
特急〔しらさぎ〕で名古屋を出発
名古屋を出ると尾張一宮に停車。新快速のようだが、新快速よりも時間が掛かっている。
木曽川を渡る (木曽川-岐阜)
木曽川が県境となっている。愛知県より岐阜県、尾張国より美濃国へ。
岐阜市内の高架線を行く
県境を越えたら県庁所在地の代表駅の岐阜駅に到着する。ちなみに県庁最寄り駅は西岐阜駅だろう。県境越えたら県庁所在地の代表駅に着くのは他には大津駅が思い当たる。岐阜を出ると大垣まで停まらないが、新快速が先行しておりあまり速度が出せないようだ。
上り線の下を潜り、大きく山側へ迂回する新垂井線に入る (南荒尾(信)-関ケ原)
大垣を出発し南荒尾信号場を過ぎると、特急列車は普通列車と異なる線路を走る。垂井-関ケ原間の急勾配を避ける為、垂井駅を経由しない勾配を抑えた下り線専用の新線が昭和19年に開通した。下りの普通列車は新線上に設けられた新垂井駅に停車し、上り列車は従前の垂井駅に停車。両駅は3km余りの道のりで不便であったそう。昭和61年に新垂井駅は廃止され、普通列車は全て垂井駅経由となっている。垂井駅に停車しない下りの特急列車、貨物列車は新垂井線経由で運転されている。
金生山を望む
石灰石が採掘され、武甲山のように大きく削られている。
18きっぷの旅では見られない車窓
関ケ原古戦場を見て…
上り線の側に戻ってきた (関ケ原)
新幹線と立体交差 (関ケ原-柏原)
名古屋で降りた新幹線〔ひかり631号〕はすでに終着の新大阪に到着している。新幹線〔ひかり631号〕で米原まで行き、特急〔しらさぎ1号〕に乗り換える事も考えたが、始発から特急〔しらさぎ〕に乗ろうと名古屋乗り換えにしたのだ。岐阜県より滋賀県、美濃国より近江国に入る。
伊吹山と新幹線 (柏原-近江長岡)
列車は米原へ… (醒ケ井-米原)
到着前に座席の向きを回転してしまう。
米原停車中!
米原までの自由席は空いていたが、ここで多くのお客が乗車する。やはり新幹線からの乗り換え客が多いのだろう。6号車の先に3両を連結。米原からは9両編成で運転する。6号車を先頭に走ってきたが、進行方向を変えて1号車が先頭、9号車が最後尾となる。列車は東海道本線から北陸本線に入る。JR東海管内よりJR西日本管内へ。多くのお客を乗せて米原を出発。
右車窓だったのが左車窓に変わる (米原-坂田)
北陸本線を行く (田村-長浜)
琵琶湖が見える
長浜に停車。
姉川を渡る (長浜-虎姫)
余呉湖が見える (余呉-近江塩津)
湖西線が近づいてきた
湖西線は米原を経由せず、大阪・京都方面と北陸方面を短絡する。特急〔サンダーバート〕は湖西線を通る。かつて特急〔白鳥〕や寝台特急〔日本海〕などに乗り通った。廃止前の平成13年に特急〔白鳥〕に乗った時、日没後の死電区間で車内では非常灯を残して照明が消えて薄暗くなったのを思い出す。当時、死電区間は永原-近江塩津間にあった。青森発大阪行特急〔白鳥〕に乗ったが、死電区間は羽越本線の間島-村上間で交流(50Hz)から直流、北陸本線の梶屋敷-糸魚川間で直流から交流(60Hz)、そして湖西線の近江塩津-永原間で交流(60Hz)から直流に変わる。三度も車内照明が消えた。現在は湖西線は全線直流電化に改められている。
近江塩津通過中!
湖西線と合流。新深坂トンネルを抜けると、滋賀県より福井県、近江国より越前国に入る。
新疋田通過中!
上り線は登りとなりループ線があるが、下り線はただ坂を降るのみである。
敦賀停車中!
右側の車窓には北陸新幹線の車両基地や高架駅が見えるのだが、如何せん乗車率がよく進行方向左側の席から右側の写真が撮れない。来年3月16日には北陸新幹線金沢-敦賀間が延伸開業する予定である。現在、大阪-金沢・和倉温泉間、名古屋-金沢間で直通運転している特急も敦賀止まりとなり、新幹線への乗り換えが発生する。北陸新幹線は最終的には新大阪まで延伸されるそうだが、いつ出来るのか見当もつかない。北陸新幹線じゃなくていいから、とりあえず米原につなげてしまえと思う。
北陸新幹線の高架線 (敦賀-南今庄)
※新北陸トンネルではなく深山トンネル(768m)でした。お詫びして訂正します。
一方、特急〔しらさぎ〕は敦賀を出ると直流から交流(60Hz)の死電区間を通過し、北陸トンネル(13,870m)に入る。車内放送ではトンネル内は電波が入らない旨案内している。ほくほく線時代の特急〔はくたか〕でも聞いたけど。その情報は必要なのか。
南今庄通過中!
北陸トンネルを抜ける。トンネル内が涼しかったのか、トンネルを出ると窓が曇ってしまう。
新幹線と立体交差 (南条-王子保)
武生に停車中!
平成17年、旧武生市は今立郡旧今立町と合併し越前市となっている。市内には北陸新幹線越前たけふ駅が設置される。在来線とは接続しない。
つづけて鯖江に停車中👓
鯖江には下車した事がある。駅前のホテルの朝食には鯖があった。
足羽川を渡る (越前花堂-福井)
特急〔しらさぎ3号〕 3M列車 [681系] (福井)
福井で下車する。
特急〔しらさぎ3号〕 3M 名古屋(8:50)→福井(11:00) クモハ681-502
◆自由席特急料金1,100円(新幹線乗り継ぎ割引)
特急〔しらさぎ〕で福井に到着
連結部
この左側に3両が米原から増結された。通り抜け可能。
列車は金沢へ走っていった…
乗車券 [区]東京都区内 ➡ 金沢(7,970円) いずれも令和5年9月18日撮影
福井で途中下車する。 (つづく)