客室からの眺め
令和4年4月4日月曜日。仙台のホテルで起床する。昨日の仙台は晴れていたが今日は雨である。昨日の松戸では雨が降っていたので傘は持参している。
朝食バイキング
朝食付きのプランで予約しているが別途利用するなら料金は900円、前日までで800円だそう。仙台らしく笹かまがあるのが嬉しい。このホテルは有名な蒲鉾屋さんのビルにある。
食後のコーヒーとフルーツ
美味しかった。ごちそうさまでした。
ホテルクラウンヒルズ仙台青葉通り (宮城県仙台市青葉区中央)
広いお部屋で快適でした。ホテルをチェックアウトして仙台駅へと向かう。途中で地下にある仙石線
あおば通駅に立ち寄るが出札口(みどりの窓口)がなくなっている。今年1月31日をもって営業終了だったそう。その跡と思われる場所にはテナントが入っていた。出札口はないが指定席券売機はある。地下鉄の仙台駅を過ぎて地下道のまま東北本線仙台駅に到着。ここの出札口で新幹線の運転状況を確認して新幹線の特急券を購入する。3月16日の地震の影響で不通区間のある東北新幹線だが本日4月4日より仙台以北の運転を再開して北海道まで行く事が出来る。新幹線改札を入ってみる。
新幹線上りプラットフォームは立入禁止
仙台以南、福島までは不通。脱線事故の区間を含み復旧に時間がかかるのだろう。
下りプラットフォームからは新青森・秋田・新函館北斗行が出発
新幹線〔はやぶさ217号〕[H5系H1編成]・〔こまち217号〕[E6系Z17編成]
(仙台)
E5系かと思ったら…
帯の色が違う!
JR HOKKAIDO RAILWAY COMPANY これまで令和4年4月4日撮影
H5系は
JR北海道の新幹線車両。E5系はピンクの帯だが、H5系は紫色の帯。車内にも違いがあるそうだが乗った事はない。
新幹線〔はやぶさ34号〕 34B列車 [E5系U27編成] (新函館北斗)
平成28年7月18日撮影
北海道新幹線(新青森-新函館北斗間)で乗ったのはE5系U27編成だった。
新幹線〔はやぶさ10号〕 3010B列車 [H5系H3編成] (上野-大宮)
平成28年3月26日撮影
H5系を初めてみたのは北海道新幹線開業日の上り一番列車。
東京方を望む
これより令和4年4月4日撮影
上り列車は出ていない。
東京方の最後尾の車両
ドア付近の萌黄色が特急〔スーパー白鳥〕を思い出させる…
そういえば脱線したのはH5系+E6系の連結した編成だったか。
新青森方の先頭の車両までやって来た
先頭車両は秋田行なので新青森には行かない。列車は17両編成もあって端から端まで歩くのは大変だった。400m以上あるそう。E6系はミニ新幹線なので、N700系の〔のぞみ〕16両編成の方が全長は長くなる。
新幹線〔やまびこ〕〔こまち〕が仙台を出発
H5系で北海道に行ってみたい。北海道新幹線は新函館北斗から新青森まで上り列車に1回乗ったきりである。
普通入場券 仙台駅(150円)
令和4年4月4日の切符でゾロ目なら記念に欲しいところだが、西暦表示でゾロ目にならずつまらない。次のゾロ目は西暦2222年2月2日か。知った事ではない。
JR東日本 東北本線
仙台駅《東口》 (宮城県仙台市青葉区中央)
入場券で出場して、
ファミリーマートで飲み物を買い、途中下車していた乗車券で再入場する。
JR東日本 東北本線 臨時快速列車 [E653系U-101編成] (仙台)
乗車券は東北新幹線経由だが福島-仙台間が不通のため、東北本線を迂回する事になる。特急車両で臨時快速が運転されており、特急料金は要らない。ありがたく利用させてもらう。
E653系U編成普通車の様子
車内は暖房がよく効いていて暑くて一枚脱ぐ。ガラガラの常磐線の臨時快速と比べて少し人が多いかなという感じだったが、出発時刻が近づくと空席はすべて埋まった。E653系なので特急〔フレッシュひたち〕に乗った印象。今は常磐線を離れて新潟支社の白新線・羽越本線を特急〔いなほ〕で走っているが、臨時快速の為に東北本線に来ている。水戸支社からもE653系が来ているそう。
東北本線臨時快速で仙台を出発
福島盆地へ下りてゆく (藤田-貝田)
途中停車駅は白石のみ。白石を出ると新幹線の高架が見えるが脱線したのはこのあたりか。もう事故車両は移動されていて、復旧作業をしているらしい車両が見える。新幹線と立体交差して宮城県・福島県境を越えてゆく。
JR東日本 東北本線 臨時快速列車 [E653系U-101編成] (福島)
常磐線のような速度を落として運転する区間もなく仙台から1時間強で福島に到着する。
東北本線臨時快速で福島に到着
東北本線 臨時快速 仙台(11:57)→福島(13:04) モハE653-1002
駅頭の様子
外はやっぱり寒くて一枚羽織る。山形新幹線から直通する新幹線〔つばさ〕が先発し停車駅も少ないが全車指定席となっている。自由席のある〔やまびこ〕の出発までちょっと途中下車して駅の外に出てみる。
このウサギは何者?
JR東日本 東北本線
福島駅《東口》 (福島県福島市栄町)
再入場して跨線橋を渡り新幹線乗り場へ。新幹線乗り換え改札を通過する。「小原庄助べんとう」を買うつもりだったが駅弁は売り切れとの張り紙が。乗り換え客が多くてよく売れるのでしょう。福島のお弁当と福島のアサヒビールを新幹線でと思っていたが無いものは仕方がない。立ち食いのお蕎麦屋さんを利用する。
コロッケそば(450円)
かき揚げ天そばにしたかったけど、こちらも売り切れのメニューが出ている。新幹線出発までに急いで食べる。暖かいお蕎麦が美味しい。ごちそうさまでした。
新幹線〔やまびこ316号〕 [E5系U15編成] (福島)
こちらは新青森方10号車。E6系と連結するところ。そして縁のないグランクラス車両。
こちらは東京方1号車。グランクラス同様、先頭車両の鼻が長いので定員は多くない。逆グランクラスとして愛用。1~7号車が自由席。車内は空いている。やはり車内は暑く一枚脱ぐ。東北の列車は暖房がよく効いている印象がある。
新幹線〔やまびこ〕で福島を出発
福島を出ても列車はあまり速度を出さない。常磐線の35km/h程ではないが新幹線らしくない。しかし郡山までに普段の速度に戻ったようである。平成23年東北地方太平洋沖地震の後も復旧した新幹線は速度を落として運転していた。郡山に停車。この〔やまびこ〕は各駅に停車する。それじゃあ〔あおば〕じゃないかと思うのは国鉄時代の感覚か。乗客が増えてきた。新白河到着前、先月会津に行った時に通った国道289号と交差する。新白河を出て福島県より栃木県に入る。那須塩原で座席は埋まったようだ。
乗車券 松戸→松戸(10,340円)
ついに新幹線改札入場の赤い印字が。
新幹線自由席特急券 (北)福島→小山(2,640円)
仙台駅で買った特急券。(北)福島とあるのは大阪環状線福島駅(大阪府大阪市福島区)と駅名が重複しており区別するため。小山までとしているのは大宮あるいは上野まで買うとすると料金が890円高くなるからである。宇都宮を出る。車窓に満開の桜を見る。北関東は今が見頃か。このまま乗り続けて上野まで行く方がもちろんいいが切符通り小山で下車する。
新幹線〔やまびこ316号〕 [E5系U15編成] (小山)
新幹線〔やまびこ〕で小山に到着
新幹線〔やまびこ316号〕 福島(13:34)→小山(14:42) E523-15
新幹線自由席特急料金2,640円
プラットフォームから列車を見るとデッキに立っている乗客もいて混雑している。業務放送によると乗客がまだ1人おり出発を待っている。「次の列車をご利用下さい」と言うところだろうが、次の列車は何と1時間後。どこの新岩国駅かと思う。新幹線〔つばさ〕は小山通過なので、臨時ダイヤでは日中は1時間に1本しか列車がない。
JR東日本 東北本線
小山駅《西口》 (栃木県小山市城山町)
ちょっと途中下車してみる。
駅頭の様子
福島では雨は降っていなかったが、小山は結構降っている。寒いのでまた一枚羽織る。
JR東日本 水戸線 普通 753M列車 [E531系K467編成] (小山)
常磐線…ではなく水戸線。
JR東日本 東北本線 普通 1591E列車 [E231系U526編成] (小山)
東北本線で小山を出発
乗車券は大宮まで新幹線経由だが、在来線と「同一の線路としての取扱いをする。」(旅客営業規則第16条の2より抜粋)ので在来線に乗っても構わない。栃木県より茨城県へ。
利根川を渡る (栗橋-古河)
いずれも令和4年4月4日撮影
普通列車が茨城県より埼玉県に入る頃、小山で降りた新幹線〔やまびこ〕は終点東京に着いた頃だろう。急ぐ旅ではなし。荒川を渡り埼玉県より東京都に入り、新幹線が上野に到着して1時間11分後に普通列車は到着した。常磐線快速に乗り換えて江戸川を渡り東京都より千葉県に入り松戸に到着する。松戸から松戸までの旅は終わった。 (おわり)
東北本線 普通 1591E 小山(15:08)→上野(16:29) クハE230-8026
常磐線 快速 1661H 上野(16:42)→松戸(17:02) サハE231-144
※上野-日暮里間は東北本線。
◆松戸-松戸間の運賃10,340円
◇経路:松戸(常磐線)岩沼(東北本線)仙台(東北新幹線)大宮(東北本線)日暮里(常磐線)松戸
4月14日(木)、東北新幹線は全区間で運転再開しました。
当面は、郡山~一ノ関駅間で徐行運転となるため臨時ダイヤで運転するそうです。