旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

ドイツに着きました

2007-09-21 01:30:55 | 

 

 昨日、無事フランクフルトの友人宅に着いた。といっても空港まで友人が迎えに来てくれて、車で運んでもらったので私が威張ることはないが。しかも、昨夜は日本酒「ゴールド賀茂鶴」(賀茂鶴の大吟醸)に刺身付きの歓待で、今朝はアジの干物に納豆まで付いていたので、まったく日本にいるような感じだ。
 ところが、当然のことながら一歩外の出たとたん、まったく新しい文化に接する旅の始まりを実感している。

 旅の第一歩はフランクフルトの北方、車で一時間弱のヴェツラー。ここはライカの本社のある町だが、私のお目当ては「ロッテハウス」・・・。ゲーテの恋人ロッテ(本名シャルロッテ・ブフ)の館。
 もちろんそこで『若きウェルテルの悩み』をしのんだが、なによりもヴェツラーという町の美しさに魅了された。
 「ゲーテはもしかして、ロッテよりヴェツラーに恋をしたのではないか?」
 そんなこともあるまいが、ゆったりとした中世の町を歩いている感じであった。別れを惜しみながらフランクフルトに引き返し、最初に訪ねたのが「ゲーテハウス」、従ってこの旅は、まずゲーテから始まった、といってもよかろう。
 ゲーテハウスの膨大な資料にも驚いた。しかしヴェツラーともども詳細は省略する。とてもブログに書き込めるようなものではない。以降も時間を見つけてブログを書くが、ほとんど行程のみを書き記す程度にとどめることになろう。
 特に明日からは、ミュンヘン2泊、ロンドン3泊の旅に出かけ、PCは持参しないのでとりあえず「無事着いて計画通りの旅を始めた」ことのみお伝えして、しばらく休憩。
                   07年9月20日                                          
 


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