旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

あわただしい世相

2010-06-24 17:05:24 | 時局雑感

 

 620日のブログに、秋田を訪ねた印象として「6月の秋田は何もない…静かで、しっとり、緑濃くいい季節…」などと書いたが、東京に帰ると毎日があわただしい。

 私はサッカーをあまり好まず、国内の試合を見ることはテレビも含めてほとんどないが、ワールドカップとなるとかなりの率でテレビを見る。昨夜もイングランド・スロベニア戦を最後まで見て寝たのは午前一時を過ぎた。理由は分からないが、オリンピックと同じ4年に一度という希少価値と、何よりも技術水準の高さにひきつけられるのだ。

 参議院選挙も始まり、これはそもそも政治に関心の高い自分としては、その行方に注目している。ただ、昨年の政権交代に期待を寄せたがその後の民主党の体たらくに失望、ようやく金に汚れた小沢、鳩山を排除して本来の姿に帰ったかにみえたが、争点となる消費税や普天間問題で民主党と自民党の差がなくなり、かつてない「争点なき参院選」になるのではないか? 
 管直人というのは、市民派として登場して自民党の世襲や利権付き政治家と違うのではないかと思っていたが、これでは全く変わらず、民主党が勝っても実質的には自民党と大連立して、ひょっとすると保守派の懸案事項(消費税増税、比例区定員削減などの選挙制度改悪など)を実現する先頭を走るのではないか?

 個人的には、627日息子の結婚式、724日は北東北の旅(初めて下北、津軽の両半島を歩き、五能線に乗って帰る)、10日には娘のオペラコンサートと諸行事が続く。その翌日が参院選挙であるので、その後もしばらくあわただしさが続くであろう。
 日本は少しは良くなるのだろうか? ただ、娘のコンサートにはじめて呼び掛けた人たちがたくさん来てくれることで、「人のつながり」の貴重さを感じている。実は、5年も前にシチリアツアーに出かけたメンバーの一人に呼び掛けたところ、その方が次々に呼び掛けてくれて8人の方々が来てくれる。もちろん、そのツアーで初めて会った人ばかりだ。また、昨年のトルコツアーで初めて会った人がご夫婦で来てくれるなど、海外旅行でのお付き合いは意外に濃いものがあると思った。
 うれしいことである。


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