東京都心にもやっと雪らしき雪が降った。これで東京も全国の仲間入りしたのかもしれない。しかし、昨日の雪はみぞれみたいなもので、各地の猛烈な雪に比べれば軟弱そのもの、その程度で仲間入りとは認めないと言われるかもしれない。
何たって「雪だ、雪だ」と報道がけたたましいので、よほど積もるのかと思っていたが、前述したように、地面に着けば跡形もなく消え去る雪で、一向に積もる気配は無かった。雪被害の大きい地域の方々には申し訳ないが、少しでも積もったら写真に収めておこうとカメラを構えていたのだが、昨日の雪はとうとうその期待に応えてくれなかった。
明け方までは積もる可能性があるというので期待して目を覚ましたが、その気配は全くない。ただ気温だけは低く、久しぶりに底冷えのする東京だ。加えて午後は雨になる予報で、最悪の天気となりそうだ。
その中を、今から大学同窓会の新年会に出かける。わずか代々木の参宮橋までだから、その間に雪景色を求めるのは無理だろう。しかし懐かしい人々には会える。あの先輩に教えを請おう、あの人とあの話をしよう、などと久しぶりの期待を寄せる。
楽しい会となれば、この続きは帰宅して書き次ぐことにしよう。
(つづき ・・・ 大学同窓会)
受付でもらった参加者名簿を見ると、52名の参加者の上から7番目に名前がある。年齢順の記載であるので、段々上が少なくなる寂しさを先ず感じた。昭和33(1958)年卒75歳は立派な高齢者なのだ。最高齢は83歳だから、まだ大分余裕があるが・・・。
同級の3人と1級上の方の四人で話は弾んだが、いずれも伴侶や子どもに難病や体の動けない人を抱え苦労している。本人たちは元気であるから会合に参加しているのであるが、「いずれ自分の身に・・・」という共通の思いが過ぎる。最近の同窓会に共通する空気であるが、まあ、目の前の一日一日を元気一杯生きていくしかないのであろう。