旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

海外旅行の準備

2011-02-20 11:33:39 | 

 

 オーストラリア・ニュージーランド旅行が近づいてきた。3月9日出発だから、余すところ18日だ。18日もあれば十分な日数で、何も慌てることはないが、海外に行くとなれば何だかあわただしい。
 まずバッゲージから悩む。技術の進歩が日進月歩で、軽くて機能的なものが常に出てくる。前回のトルコ旅行で、ワイフがそれまで使ってきた「重いバッゲージ」を廃棄して軽くて運びやすい(コロの関係)ものに替えた。今回も説明会に行くと「もっと軽くて運びやすい」新製品を宣伝された。「貴方も齢だから軽いのにしなさい」というワイフの助言もあり旧来のバッゲージに見切りをつけた。
 購入しても1万5千円程度のようだが、買えば保管をしなければならない。一年に1回使うかどうか分からない物を狭い家の中に置くよりもレンタルの方がいい、ということになった。レンタル料が6~7千円かかるので購入するのと大差ないが、日常不要な物を保管するよりいいだろうというわけだ。

 入れものが決まると今度はその中に入れる物、つまり「持っていく物」の悩みだ。先ずは衣類。目的地の3月中旬は秋の始まり・・・、気象的には日本の5月ゴールデンウィークの終わり頃だというので結構暑いのであろう。しかし大陸性だから夜は冷えるだろうとか、マウントクックなどに行くのでそれなりの備えは必要だろうといろいろ悩む。
 しかし衣類についてはここ何ヶ月かで買いためてきたし、基本的にはワイフ任せにしている。私が海外旅行でいつも悩むのは、ガイドブックや参考文献類をどの程度もって行くかだ。これまで、沢山持っていって殆ど使うことなく持ち帰ることが多かったことと、さりとて肝心な物を忘れて地団太を踏んだこともあるからだ。
 「地球の歩き方」を2冊買い込んだが、オ-ストラリア版700頁、ニュージーランド版540頁でかなり重い。いつものように「訪問する町」だけをちぎりとって、それだけ持っていくことにする。「シドニー、ウロンゴン」で30数頁、「クライストチャーチ、テカポ、マウントクック」で60頁強で、これなら荷物にならない。残る頁、つまりオーストラリアやニュージーランドについての説明部分は、事前に読んでおくべき箇所で、旅先では最早いらない。

 まあ、今度の旅はできるだけ身軽に行こう。ガイドブック類に頼るより、行く先々の出会いに身を任せよう。齢のことも考えて肩の力を抜いて行こう。難しいことだが・・・。


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