旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

めまぐるしい季節

2012-05-04 11:32:47 | 時局雑感

 

 昨日から今日にかけて、5月としては記録的な豪雨が全国を襲い、テレビはその災害の様相を伝え続けている。どうも「記録的」な自然現象が多すぎる。困ったものだ。昔なら神の怒りを抑えるために生贄でも捧げたのかもしれない。
 元来この時節はあわただしい。木々の彩りもめまぐるしく変わるし、新年度に合わせて行事も多い。加えて先月はフランスの友セルジュ一家の来訪を受け忙しかったが、そのあとも行事らしきものが続いている。
 4月23日、喜寿の誕生日を迎えた。職場で祝いの言葉を受けてお祝いの酒をいただいた。その夜は、ワイフと娘が祝ってくれた。なんと娘のおごりで、小田急ハルク8階の「叙々苑」で高級な焼肉をご馳走になった。娘におごってもらうなんて嬉しいものだ。翌日は弟の健次が渋谷の「酒菜亭」で祝ってくれた。「酒菜亭」が閉店することとなったため、その名残を惜しむことも重なったのだ。そこで店が閉店記念にサービスしてくれた「日置桜」古酒はおいしかった。確か10数年ものだったと思う。
 おいしい酒といえば、1日に会社の隣にある「宇和島たいめし屋」で久しぶりに「雁木」純米吟醸を飲んだがおいしかった。この燗酒は同僚に喜ばれた。その翌2日、そば屋「木枯」でのんだ岐阜の「栄一」純米酒もおいしかった。そば屋の食事にぴったりの酒で、これも燗酒が良かった。
 さかのぼって4月26日は三浦海岸の「まほろばマインズ三浦」に一泊した。臼杵高校同級生の東京近郊に住む13人が集まり「喜寿を記念する“まほろばミーティング”」としゃれこんだのだ。特に何をすることもなく、温泉につかり名物のマグロを食いながら、同じような話を語り合っただけだ。
 明日はわが社の元社員の結婚式だ。19日には銀行仲間の「庭園散策とスペイン料理の会」が予定され、21日から臼杵へ帰り、「高校同期生の喜寿同窓会」の本番だ。7,80名集まるようだが、おそらく同窓会もこれが最後かもしれない。

 昨日の豪雨に代わって今日は晴れ間がのぞいた(また午後は雨らしいが)。気が付けば、つい先日まで真っ白だった庭のハナミズキは既に緑に変わっていた。

 
わが家のハナミズキ(5月4日午前11時撮影)
       
 
 6日
前の隣家のハナミズキ(4月29日午前11時撮影)


投票ボタン

blogram投票ボタン