いよいよ「白馬Alps」が3日後に迫った。何よりも気になるのが天候である。
このところ東京は炎天が続き、猛暑に悩まされている。例年なら「もう少し梅雨が続いて猛暑を先延ばししてくれないか」など思うのだが、今年は梅雨明けが待ち遠しくて仕方ない。毎日炎天の空を仰ぎ、「よし、これで梅雨明けだろう」などと期待するのだが、気象庁はそう簡単に要望を入れてくれない。むしろ毎日流されるのは雨のニュースと豪雨への注意だ。
インターネットで、長野県北安曇郡白馬村の天気予報をさぐると、初日の21日(土)は「曇り、降水確率40%、最高気温26度、最低気温18度」とある。2日目の22日(日)は「曇りのち晴れで、降水確率30%」。解説によれば「今週は変わりやすい天気が続く。日差しが届くこともあるが、急にザッと雨が降ることもあるので、折りたたみ傘が必要」とある。
期待したような「梅雨明けの落ち着いた快晴」というわけにはいかないようだ。まあしかし私は、何も本格的な登山をやるわけではなく、「新幹線…バス…リフト」でお花畑まで行くだけだ。むしろ雨のぱらつく高山植物も風情があるのでは…などと、早くも負け惜しみのセリフを考えている。
これまでの経験では、降水確率30%以下の予報では傘を使うことは少ないが、40%となると降水を覚悟しなければならない。少々の雨はいいが、それよりも、雲が切れて目指す山々の遠望が利く状態だけは作ってほしい。「変わりやすい天気」という解説に期待しよう。