久しぶりに高瀬斉さん主催の「呑斉会」に参加した。たくさんの秋田の酒を飲める企画というので、秋田に会社を持つ弟と参加したわけだ。
まず、予想以上の多種類の秋田酒が並んでいるのに驚いた。喜久水、白瀑、福小町、出羽鶴が各2品、しかもこの4蔵は蔵元もご参加だ。その他に、雪の茅舎、春霞、新政、天の戸、ゆきの美人、一白水成、太平山が各1品で合計15銘柄。加えて乾杯酒は、喜久水の今年の金賞受賞酒「喜一郎の酒大吟醸・生原酒」ときた。
これらをアレンジした秋田能代の天洋酒店さんも参加された豪華な会。
まさに「秋田を飲んだ」という感がして大満足であった。いずれも純米酒が中心で、それぞれの蔵の個性が良く出ていた。そしてつくづく秋田酒の水準の高さを感じた。
福小町のように400年の歴史を誇る蔵とともに、近時、若手蔵元を中心にした「NEXT 5」の新しい試み(2012年1月30日付本ブログご参照)など、古嚢に新酒を盛る試みが続いており、秋田酒の新たな発展を期待してやまない。