旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

楽しかった『アルテリーベ』の一夜

2014-04-10 13:28:27 | 文化(音楽、絵画、映画)


 昨日は私にとって大変良い日だった。既述の通り、先ず目の治療の結果がいい方向に向かっていることだ。何となく世の中が明るく見えるようで、一日中いい気分でいた。
 そして夜は、娘の招待で内幸町の『アルテリーベ』に出かけた。実は23日の私の79歳の誕生日を、少々早いがお祝いしてくれるというのだ。繰り上げ祝いの理由は二つ、一つは23日は私が琵琶湖の旅に出かけることになっていること、もう一つは、アルテリーベの昨夜の出演者が、ミャゴラトーリ(娘の主宰するオペラ創作集団)の常連出演者である大澤恒夫さんと栗田真帆さんであったからだ。
 出演者二人に対するお礼と応援の意味も兼ねて、大いに歌を愉しもうというわけ。アルテリーベには初めて行ったが、なかなか素敵なビアーレストランで、美味しいドイツ料理とビールとワインで、3人の歌手の4ステージ、4時間の会食をゆっくりと楽しんだ。
 大澤さんはバスバリトン歌手だが、娘が私のために大好きな「プロヴァンスの海と陸」(バリトン歌手のアリア)をリクェストすると、声域の違いを乗り越えて歌ってくれた。これはうれしいバースデイ・プレゼントだった。
 こんな楽しい夜を、月に一回でも持ち続けたいものだとつくづく思った。

       
             顧客も舞台に上がり歌う
  
      大澤さん(バスバリトン)

   司会・進行役も務めた栗田さん(メゾソプラノ)


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