23日から、「春の近江路を歩く~近江八幡、彦根、長浜の旅」に出る。二泊三日、年寄り7名ののんびりした計画だ。
初日は7時33分の新幹線で東京を出発、10時半には近江八幡に着くので、近江商人の精神が宿る街並みをゆっくり回り、琵琶湖畔の「休暇村近江八幡」に一泊。翌日は安土城跡や「信長の館」などを見て昼前に彦根に着き、彦根城と城下町を散策、夕刻長浜について料理旅館「千茂登(ちもと)」に泊まる。
三日目は、向源寺観音堂の国宝「十一面観音立像」から「お市の方・浅井三姉妹」をしのぶ小谷城周辺を大型タクシーで回り、午後は「秀吉の街」長浜をゆっくり歩き、午後6時米原発で帰京する。
冒頭にのんびりした計画と書いたが中身は結構充実しており、平均年齢70歳の年寄りチームにとってはかなりハードかもしれない。しかし、くたびれたらそこで止める、という分別は十分に持っているつもりなので、まあ、いい旅になるだろうと思っている。
旅にあたりいろいろと調べるほど、この琵琶湖東岸というのは戦国の世にあっては政治経済の要所で、各武将がその命運をかけて争った所以がよくわかる。そして、真の意味で戦に勝つことはその後の街づくりにかかっていたようで、その息吹が今回訪ねる三つの街に残っているようだ。
楽しみな旅だ。