夏至(21日)が過ぎて、日を追うごとに昼が短くなる。当たり前のことだがなんだか淋しい。日が伸びているときは前に進んでいるような気がするが、短くなるというのは引返している感じだ。若いころはそれを淋しいことだなんて思わなかったが、これも齢の所為か…。
サッカーのワールドカップも前半戦を終えようとしている。いくつかのチームが予選敗退を宣告され、わが日本も風前のともしびだ。自力ではどうしようもないが、何とか都合よくいくのではないか(つまり日本はコロンビアに大差で勝って、ギリシャがコートジボワールに僅差で勝つ)と思い込み、最後の望みをつなぐ。これも淋しいことだが…
プロ野球は交流戦を終えた。これは未だ折り返しとはいかないが、わが広島カープにとっては「魔の交流戦」(毎年敗北を重ねている)をようやく終えてホッとしている。ただそれまでにため込んだ貯金を半分はたいた。巨人に4.5ゲームの差をつけていたが、この交流戦で優勝した巨人は大いに貯金をため込んで逆に2.5ゲーム先を行った。
今年もまた魔の交流戦であったのだが、まあ、はたいたとはいえ6個の貯金を残しているので、淋しいが後半戦に望みをつなぐ。9連敗というみっともない成績を残したが(魔だ!)、最後を5連勝で終えたので、「淋しい」など言うと叱られるかもしれない。
我が人生は折り返しどころか先は短い。しかし望みだけは捨てまい。日本サッカーにも広島カープにも…
芦花公園にて