旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

琵琶湖の旅① … 近江八幡に近江商人の跡を偲ぶ

2014-04-26 17:31:51 | 


 琵琶湖の旅から帰ってきました。3日間快晴という恵まれた天候のもと、緑に包まれた琵琶湖の東岸を楽しんできました。


 初日は近江八幡。不運に泣いて若く散った豊臣秀次の人柄と、近江商人の商才を偲ばせる街並みを満喫した。
 先ずは琵琶湖を眺めんとロープウェイで八幡山に上る。眼下に近江八幡の街並みが広がり、その先に琵琶湖の湖南を望む。

    

 山を下って、次は八幡堀を舟巡り。川面の目線で見る街の風景はまた格別であった。

 
    
         

 昼食は日牟禮ヴィレッジのご存じ『たねや』…、和菓子の『たねや』の本店が近江八幡とは初めて知った。
 さすがに商人の手本となった近江商人の町、西武の堤も布団の西川もメンタームの本家もこの地と聞く。そしてその根源は豊臣秀次の善政にあったのではないかと思う。悲運の男は若くして命を絶ったが(いや、絶たされたが)、それなりのものは残したのだ。
 近江商人の精神は「売り手よし、買い手よし、その地よし」と三方のことを考えたところにある。行商して歩いても、それぞれ商売したその地のことまで配慮したので、その商売は次につながり、長く続いたのだろう。

          
    白雲館

 


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