今や人気のお宿といわれる『黒潮本陣』に触れたついでに、その夜に食べた料理についても記しておこう。3時間近くをかけて食べた料理は以下の通り。
料理長のお品書
「前菜」(海老の玄米揚げ、茄子煮浸し、蕪旨煮、いんげん、紅葉人参)に続いて、伊勢海老、目鉢鮪、平目の「御造り」を経て、「黒潮名物」として“鰹わら焼きタタキ”が出た。昼間に大正町市場でたっぷり食べたが、これはまた美味しくいくらでも食べられた。
ご自慢の鰹のタタキ
「蒸物」(四万十鰻の蒸し寿司、絹かつぎ、銀杏など)、「油物」(鱧の天麩羅、南瓜、海老煎餅など)が続いた後、「温物」として“金目鯛の土佐ジロー玉子とじ”が出た。これはおいしかった! 鰹のタタキと並んでこの湯宿の名物料理ではないか。
左上が「油物」、右下が四万十鰻などの「蒸物」
金目鯛の土佐ジロー玉子とし
次の「御飯」の米は「四万十川源流大野見産ひのひかり」、それに多種のおしんこ類が出てきたがその中の「カラヤン」という味噌がおいしかった。かの名指揮者とは関係ないらしいが、ご飯にかけて食べる味が忘れられず、以降2日間、四万十川流域の道の駅や高知市内で探したが、ついに同等のものを見つけることはできなかった。黒潮本陣の特産か?
最後の「水物」(柚子ゼリー、豆乳葛餅)も含め、いやあ~大満足でした。
地元の銘酒「純米吟醸久礼」と、くつろぐK君
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