これまた何度も書いてきたが、私は男ばかり5人兄弟の長男として育ってきた。子供の頃を振り返ると、両祖父母、両親、と五人兄弟が一つ家に住む大家族であった。それに近くにいた叔父や叔母が絶えず絡んでいたので、まさに大家族主義の典型であったのだろう。
それが今や、血筋を引く一族としては兄弟三人だけになった。祖父母や両親は当然だが、兄弟の中でも三弟と次弟が次々に逝って、9歳下の四弟(75歳)と13歳下の五弟(71歳)の三人だけになった。この三人は、早くから故郷(大分県臼杵市)を離れて東京に住んできたが、身内の集りや、様々な集会などで一緒になることはあっても、三人だけで飲むということは殆どなかった。
ここ数年、二人の弟の葬儀や法事が続いたので度々顔を合わせてはいたが、それらが落ち着いて静かになるにつれ淋しさが増してきたのか、「…オイ、三人だけになたんだなあ…、たまには飲(や)るか」ということになった。わが兄弟はいずれも酒豪で、集まると大言壮語しながら夜を徹して飲んでいた。今やその勢いはなく、話の内容も他愛もないことに終始したが、これまで感じtことのない絆のようなものが通う夜であった。。
「また飲(や)ろう」という別れ際の言葉には、普通の飲み会で交わす一般的な響きにはないものがあった。
散歩コースであr松澤病院周辺の河津さくらは、早くも満開で会った。
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