今日は立春。暦の上では早くも春を迎えたわけである。今年の冬は、年末から寒い日が続いたが、昨日からやっと暖かくなった。今日の最高気温は14度とも言われ、長く続いた10度以下から久しぶりに10度台となった。季節の移ろいとは不思議なものである。
もちろん、これからも寒い日がいくらでも来るだろうが、しかし、所詮は三寒四温を繰り返し徐々に暖かさを増し、やがて春たけなわを迎える。うれしい季節である。
今年の最初の大がかかりな行事は、3月9日出発予定の「オーストラリア・ニュージーランド旅行」だ。私はこの計画を「旅行」と称し、しかも初めての南半球旅行として楽しみにしているが、実は、この旅の正式名称は「登戸混声合唱団オーストラリア、ニュージーランド演奏旅行」というものだ。つまり登戸混声合唱団が、オーストラリアのウロンゴン市(シドニーの南40kmの都市)と、ニュージーランドのクライストチャーチ市で、地元の合唱団と合同の合唱演奏をするための旅だ。
ワイフがそのメンバーであるため、私はサポーターとして参加するのだ。「貴方もクチパクでいいから歌わないか」と誘われもするのだが、ドッコイ! それを引き受けると、いくらクチパクでも大変な時間を奪われることになりそうなので固辞、専らサポーターに甘んじている。しかも、サッカーのサポーターは相当なエネルギーを消費してチームの勝利に貢献するが、私は、合唱交流の成功はもちろん願うが、またそれにあやかって現地の人々との交流を大変に楽しみにしているが、合唱よりも初めてのオセアニア旅行を楽しもうと言うわけだ。
その点では不良サポーターではあるが、心豊かな登戸合唱団の方々はこれを許してくれている。既に2年前の台湾(タイペイ)演奏会にもサポーターで参加させていただいている。
6日の日曜日に旅行会社の詳細な説明会があるので楽しみだ。出発まで1ヶ月強となり、そろそろ体調の管理に注力しなければならない。なんといっても後期高齢者で、いつ死んでもおかしくない年頃なんだから。