固い話題を軟らかく進路変更するのは難しい。
時々、ブレーキが効かなくなり、軟らかい話とフケツな話の区別がつかなくなってしまう。
結局、あまりのフケツな話に読者もフンガイしたのかウンともスーとも反応が無くなってしまう。(閲覧者の激減)
悪循環で、開き直りフンギリをつけて話は益々下方へとめどなく落ちていく。
世の中全て入るモノあれば出るモノがある。
入船があれば出船があり、これを出港、入港ともいう。
身近で言えばマクドナルドの駐車場も入り口があれば出口もある。
入り口だけで出口が無ければ駐車場はたちまちパニックに陥ってしまう。
当然の如く食べ物を口から入れれば出口から出て初めて体のバランスが取れる。
食事をしてクソをするのはごく健康な当たり前の生理現象である筈なのに口と肛門は何故か言われ無き差別を受ける。
折りしもグルメブームでテレビでは美女が美味しいモノを大口をあけて食べるシーンを大写ししても、その食物のケツマツが出口から出るシーンはけして放映しない。
それどころか、話題にする事さえ憚る有様だ。 これを差別と呼ばずになんと言おう。
中には美女はヘもへらなきゃ、クソもまらない(まるは古語)と思っている美女崇拝者もいるとか。
現代でこそクソの話はタブー化されているが神話の昔はクソをマルのはおおらかだったようだ。
日本の神話を紐解くと、日本は古来糞まみれだったようだし、スサノオの伝説や万葉集など脱糞はあたりまえ。
これを学術的に研究した女性学者がいるというからビックリ物だが、その著作のタイトルが「クソマルの神話学」というから、この女性学者のクソ度胸に流石の狼魔人もコウフンしてしまう。(クソマルの神話学
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791760662/249-9080934-4878720?v=glance&n=465392)
お堅いはずの日本の法務省も奇妙なことを調査して発表している。
法務省発表によると、不評漢字のワースト1は糞が屍や呪を押さえて堂々その栄誉に輝いている。
その糞を冠した名前の花があると云う。
糞だけではない。
おまけに屁までつけているというから、どこまでこの哀れな植物を愚弄すれば気が済むのか、花を扱ったブログを訪問してみた。
「へくそかずら屁糞蔓花の小径」http://www.fitweb.or.jp/~hana-k/hana/hekuso/hekuso.htm
真面目に植物を紹介する某ブログ主もこのあまりにも酷いネーミングに次のように嘆く、
「あまりと言えばあまりの名前である。 ハキダメギクやブタナの例にあるように感性の低い現代人が付けた名前かと思ったら万葉の頃すでにクソカズラの名前があり、それに屁(へ)が加わって屁糞蔓(ヘクソカズラ)となったものである。
万葉集に高宮王の歌として次の一首がある。 「さう莢に 延(は)ひおほとれる くそかずら 絶ゆることなく 宮仕えせむ」。 「さう莢」 は棘(いばら)の有る植物の事で、そんな植物にも絡み付いていく屁糞蔓(ヘクソカズラ)の様に一生懸命宮仕えしますの意で、今も昔も変わりは無い。
この植物をもんだりすると強烈な悪臭があり、それが屁糞(へくそ)の由来で、ツル性植物なので蔓(かずら)の名がある。 花の中央の赤色をお灸に見立ててヤイトバナの別称があり、花の形を早乙女の笠に見立ててサオトメバナとも呼ばれる。 この名の方が良い。
ツルが他の植物や下の写真のようにフェンス等に巻きついて広がっていくが、基部は木質で意外に太い。」
話題変更でフケツな話から「へクソカズラ」にたどり着いたが、この哀れな名前の植物を愛しむように取り上げたマジメな植物関連サイトが思ったより多かったのには感激だった。
この屁糞蔓の話題をクダラナイ話とした筆者の不明を最後に恥じ入った次第。