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色眼鏡で物を見れば何事も色つきで見えるが、沖縄タイムスの記者は色眼鏡の上に更に「物が歪む眼鏡」をかけて記事を書くようだ。
まさか心根までは歪んでいないだろう、と思いたいのだが、
下記の記事を読むとそれも疑わしくなる。
取材相手の言葉としているが、ねじれた発言は全て沖縄タイムスの歴史認識をそのまま反映している。
沖縄タイムス 2008年2月4日(月) 朝刊 21面
疎開語り 非戦を誓う/宮崎の受け入れ先市民・県内体験者
沖縄戦時の県外疎開の様子を調べようと、疎開先だった宮崎県都城市の戦争体験者ら日本中国友好協会の会員が三日、那覇市内のホテルで疎開体験者の話を聞いた。同協会都城支部が企画する平和事業などで、沖縄戦の実態を紹介するために交流を深めようと訪れた。
疎開体験を話したのは、一九四四年から四五年にかけて県内から同市周辺に疎開した小波津厚明さん(77)=南城市=と玉那覇良康さん(68)=宜野湾市。
疎開先に食料や住居は準備されておらず、栄養失調になり「食べられる物が落ちていないか」と、いつも下を向いて歩いていたこと、風呂のない公会堂などでの生活が続き、皮膚病や体のにおいに悩まされたこと、慣れない寒さにも苦しんだこと―などを語った。
一方で、地元の住民が乏しい食料の中から差し入れをくれたことや、小波津さんの疎開先だった同県日之影町の日之影小学校(当時は岩井川村・岩井川国民学校)には疎開記念碑が建ち、疎開した九月八日を「友情の日」として、小波津さんらによる戦争についての授業が続けられていることなども紹介した。
同協会の田中義教理事長は「沖縄戦もそもそもの始まりは日中戦争だった。私たちは、両国間で二度と戦争が起きないようにと民間交流を続けている」と話し、「日中戦争や沖縄戦の実相に蓋をしようとする動きが強まる中で、事実は事実として残し伝えようと訪れた」と話した。
小波津さんは「県外疎開は沖縄戦に備え、日本軍が県内の口減らしを目的に推し進めたことは、私の記憶でもはっきりしている。沖縄戦の美化は許されない」と訴えた。
同協会都城支部では毎年「平和のための戦争展」を行っており、今後、沖縄からの疎開を含めた沖縄戦の実相を紹介したいという。
◇
■善意と悪意■
沖縄タイムスが、「集団自決」が軍の命令であると主張する根拠に手りゅう弾を「悪意」の眼鏡で見て、軍が命令した唯一の「物的証拠」にすることへの反論はさておいて、
島の周辺を米艦船の大船団に取り囲まれ袋のネズミ状態で艦砲射撃でパニックに陥入り、死ぬ手段を捜し求めている時、数少ない手りゅう弾を配布されたら「善意」と解釈してもおかしくはない。
>疎開先に食料や住居は準備されておらず、栄養失調になり「食べられる物が落ちていないか」と、いつも下を向いて歩いていたこと、風呂のない公会堂などでの生活が続き、皮膚病や体のにおいに悩まされたこと、慣れない寒さにも苦しんだこと―などを語った。
先ず疎開が行われた一九四四年から四五年当時は日本全国何処へ行っても食糧不足は珍しくなく、これも「残酷な日本軍」の責任にするのは沖縄の左翼くらいのものだろう。
沖縄タイムスが「集団自決」は軍の命令であると強弁する根拠の一つが「軍民混在」だが、
これを避けるため軍が精一杯行った「学童疎開」も、
沖縄タイムスの「歪んだ眼鏡」で見れば「残酷な日本軍」の責任だとというから開いた口がふさがらない。
悪意で見れば全てが歪んで見える。
米軍の沖縄攻撃を前に、軍は県民の県外疎開を命じた。
「学童疎開」はその一環である。
県外疎開の命令に従わなかった県民には北部地域への疎開が命じられ、これに従った県民の戦没者は比較的少なかった。
だが疎開せずに自宅に留まった県民の多くは南部地域に敗走する日本軍の後を追って米軍の「鉄の暴風」ともいえる砲撃を受け多くの戦死者を出した。
>小波津さんは「県外疎開は沖縄戦に備え、日本軍が県内の口減らしを目的に推し進めたことは、私の記憶でもはっきりしている。沖縄戦の美化は許されない」と訴えた。
沖縄タイムスが、自分の歴史認識に合致する「証言」は全て鵜呑みにするのは「集団自決」の証言で実証済みだが、
疎開当時4歳の少年が「日本軍が県内の口減らしを目的に推し進めたことは、私の記憶でもはっきりしている」と断言する証言もそのまま鵜呑みにするのか。
後になってからの大人の「反日思想」の影響だとは考えないのか。
郵送船や燃料さえもも少なくなった時期に、学童が戦火に襲われるのを避けるための「善意」で行った学童疎開も、
歪んだ心根で見れば「残酷な日本軍」が行った口減らしが目的だったとは、さすが「日中友好協会」の歴史認識とあきれて拍手を送りたくもなる。
■日本中国友好協会が聞き取り調査?■
>日本中国友好協会の会員が三日、那覇市内のホテルで疎開体験者の話を聞いた。
そもそも疎開体験の聞き取りを怪しげな団体の会員がやること自体が不可解だ。
「色眼鏡」や「歪んだ眼鏡」どころか心根が歪んだ解釈しか出てこないのは沖縄タイムスとしては想定内なのだろう。
このように学童疎開さえも悪意に解釈する会員を擁する「日本中国友好協会沖縄県支部」が国立大学の研究室内にあることは、この記事を見て調べるまで知らなかった。
沖縄の大学はますます中国工作員に侵食されつつある。
日本中国友好協会沖縄県支部 | 〒903-0129 沖縄県西原町千原1-1琉球大学教育学部辻雄二研究室 |
098-895-8444 |
日本中国友好協会がどのような性格の集団であるかは、次の「公式声明」を読めば明らか。
沖縄タイムスの社説にしてもおかしくない程の論調の一致に、納得、ナットク。
冒頭の記事も納得できる。
◇
■沖縄タイムス社説:毒入り餃子は「有毒無罪」■
沖縄タイムスは、「中国の毒入り餃子問題」でも中国様には一言の批判もなく、全ては日本政府の責任だと言う論調。
これbにはさすがは沖縄タイムスと拍手を送りたい。
2月1日社説 【中国製餃子で中毒】「水際防御」の再点検を
<消費者保護の観点からみると、政府の対応はずさんで甘かった。そういう疑念を抱かざるを得ない。
問題はもう一つある。最初の被害発生から厚労省の発表までほぼ一カ月かかっていることだ。通報が迅速に行われ、消費者への告知が早ければ被害はもっと抑えられたのではないか。縦割り行政の弊害といえよう。
言うまでもないが、輸入食品が多くなればなるほど「食の安全・安心」は徹底した検査が頼りになる。
消費者保護は水際での防御が重要であり、輸入情報の一元管理とともにその対策に政府は万全を期すべきだ。>
太字強調部分は一々ごもっともな指摘だが、中国には一言の指摘もない。
「有毒無罪」とでも言いたいのだろうか。
同じような論調だが、中国がミサイルを日本向けに配備しても一言の文句もなく、日本が迎撃ミサイルを配備すると日本が悪いと大騒ぎする。
やはり沖縄タイムスの祖国は中国だったのか。
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