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㊧タイムス、㊨新報 ( 知事がセカンドレイプ?)
学校にメディア・リテラシー の授業があるとしたら沖縄の二紙は絶好の教材になるとかねがね思っていた。
ちなみにメディア・リテラシーとは、情報メディアを批判的に読んで、その真偽を見抜き、裏に潜んだ事実を見抜く能力のことをいう。
昨日の琉球新報朝刊は見事にメディア・リテラシーの教材の役割を果たしてくれた。
朝食のトーストをかじりながら朝刊の見出しを追っていたら、見事に新報のミスリードにひっかってしまった。
まず、二面の四段を使った大見出しが目に飛び込んできた。
県議会4時間半空転
比嘉京子氏「知事はセカンドレイプ」
発言撤回、謝罪して収拾
この見出しだけを見ると、知事が又何か失言でもして女性野党議員に咬みつかれ議会が空転し、
結局、知事が謝罪して議会の空転は収拾したという印象を植えつけられた。
その印象のまま社会面を見ると、囲み記事で再びこの話題を取り上げ、見出しも大きい。
暴行事件 県民大会日程決定の日に
不穏当発言で
一時懲罰動議
県議会 与野党分裂避け収拾
知事のどんな発言だったのかが知りたくて、記事の冒頭部分を拾い読みしたら、<「アジア太平洋の安全と少女の安全は選択できるものではない」とする知事の発言に対し比嘉京子氏(社大・結)が非難した「言葉で少女をセカンドレイプしている」との発言で議場は騒然となった。>とある。
その前に筆者の脳裏には「事件」の謝罪に知事を訪問した米軍トップの四軍調整官と知事が握手をしたり、エレベーターまで見送ったことを批判された記事が刷り込まれていた。⇒知事、批判に「心外だ」/語気強める場面も
それにしても知事の発言はごく穏当ですぐ発言撤回で謝罪するとは随分だらしのないこと・・・そもそも少女の安全とアジア太平洋安全を比べる質問を県議会でする比嘉議員こそ常識はずれではないか・・・
比嘉議員の「暴挙」に怒り心頭に発していたが、改めて記事を精読してみたら・・・
発言撤回して謝罪したのは質問者の比嘉議員の方だっただった!
見出しだけで即断した筆者の落ち度と言えなくもないが、新報の整理部が見出ししか読まない読者を見越して故意にミスリードを企んでいたとしたら天晴れといわざるを得ない。
記事を詳しく読めば分かることではあるが、ただの「ナンパの記事」を「拉致」と見出しで煽る琉球新報のミスリードや、まことに恐るべし!
女子中学生、車で拉致 外国人の男逃走 (琉球新報 2/11 10:54)
< 沖縄署の調べによると女子生徒は、午後8時半ごろ沖縄市上地のミュージックタウン音市場前で、大型バイクの男に誘われて後部座席に乗り、その後、車に乗り換えたという。女子生徒は友人7、8人と遊びに来て、1人だけ行ったという。>
知事の「セカンドレイプ」の顛末は以下のウェブ記事を熟読してください。
くれぐれも上記の大見出しにミスリードされないように。
発言を撤回して謝罪したの知事ではなく、左翼議員の方ですから念のため。
「知事はセカンドレイプ」 県議会が議員発言めぐり空転 (2/27 10:00)
県議会(仲里利信議長)の2月定例会は26日、一般質問2日目の質疑が行われたが、米兵女子中学生暴行事件をめぐり比嘉京子氏(社大・結連合)が仲井真弘多知事に対し「知事は言葉で少女をセカンドレイプしている」と発言したため、与党と執行部が一斉に「不穏当発言」と反発。午後5時すぎから4時間半、議会が空転する事態となった。空転は2006年6月定例会以来で、仲井真県政では初めて。比嘉氏は「知事の人格と議会の品位を著しく傷つける不適切な発言だった」と謝罪し、発言を撤回して事態は収拾された。
比嘉氏は知事が「アジア太平洋地域の安全と少女の安全を守ることはどちらが大切か、これは選択できるようなものではない」と答弁したことに対し、「県民の人権を預かる最高責任者としての認識が欠落している」と指摘。「セカンドレイプしている」と発言した。
これに執行部と与党は一斉に反発。その場で発言の撤回を求めたが、比嘉氏が応じなかったため紛糾し、本会議が中断した。休憩中、与野党間は対応を調整。最終的に議長があっせん案を出し、比嘉氏が発言を撤回し壇上で謝罪することで決着した。
質疑では、基地から派生する問題について知事と在沖米四軍調整官らが協議する三者連絡協議会(三者協)について喜納昌春氏(社大・結)が開催の意思をただした。知事は03年度以降開かれていないと説明した上で、「いろいろな課題を広く議論できる形を、三者協を含め形づくっていこうと考えている。広めに議論し、結論を出し実行できる組織をつくっていきたい」と述べ、事件防止に向け、より効果的な米軍との協議の場を模索する考えを示した。
(琉球新報 2/27 10:00)
◇
知事がセカンドレイプをしたって?
居酒屋談義ならともかく、県議会で、
「アジア太平洋地域の安全と少女の安全を守ることはどちらが大切か」、
こんなクダラン質問をする方が異常であり、これにれに対し
「これは選択できるようなものではない」という知事の答弁は県政を預かる責任者としてはごく真っ当な答弁。
これに対して比嘉議員は「知事は言葉で少女をセカンドレイプしている」と発言していた。
この比嘉京子なる左翼議員、「県民の人権を預かる最高責任者としての認識が欠落している」(琉球新報)とも言っていたそうだが、ご本人こそ県議員としての認識が欠落していたのではないか。
少女のレイプ事件を議会で政争の道具にしたり、県民大会のテーマにして大騒ぎして事実上の「セカンドレイプ」をしているのは左翼勢力ではないのか。 しかも肝心の「レイプ事件」は未だ起訴されていないのに。
こんな大騒ぎも一種の「セカンドレイプ」だね。↓
基地撤去求め抗議 沖教組など4団体緊急集会 (2/27 10:24)
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