慶喜

心意気
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宇治散策(07/9/24)

2007年09月24日 | Weblog
甥の結婚式で京都に行きました。
何回も行ってますが世界遺産の『浄土庭園』を観たく、萬福寺と、平等院に行きました。
平等院は工事中ですが、浄土庭園は何回観ても感激します。

『平等院』平等院の地は、9世紀末頃、源氏物語光源氏のモデルとも言われる左大臣である嵯峨源氏の源融が営んだ別荘でした。
その後、関白藤原道長の別荘「宇治殿」となったものです。
これが平等院の始まりである。
創建時の本堂は、鳳凰堂の北方、宇治川の岸辺近くにあり大日如来を本尊として、1053年に西方極楽浄土をこの世に出現させたような阿弥陀堂(現鳳凰堂)が建立されました。
平安時代後期、日本では「末法思想」が広く信じられていました。
平等院が創建された1052年は、当時の思想ではまさに「末法」の元年に当たっていました。
飛鳥・奈良・平安前期に広まった仏教は、現世の幸せを願うタイプであり、
阿弥陀如来は極楽浄土を象徴するものです。
また、平等院の庭と建物は極楽浄土をあらわしており「浄土庭園」言います。

『萬福寺』萬福寺は、1654年中国福建省から渡来された隠元禅師が後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に開創された代表的禅宗の寺院です。
日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ、隠元禅師、木庵禅師、即非禅師など中国の名僧を原点とする黄檗宗の大本山で、中国福建省にある黄檗山萬福寺がその由来です。
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