🌸はじめに
⛳「しきたり」は時代とともに変化する
☆世の中には「しきたり」というものがある
☆世の中には「しきたり」というものがある
*昔から受け継がれてきた慣例、先例を意味している
*今も昔の通りに行う。行わなければならない
*しきたりには、そうした感覚がともなっている
☆しきたりは、年中行事の重要な柱になっている
*新年、初詣、年玉、七草粥、節分など
☆節分には恵方巻を食べる事
*少し前まではそんなしきたりはなかった
*全国に広まったのは21世紀になり
*コンビニが広めた可能性が高い
☆恵方という考え方は昔からある
☆恵方という考え方は昔からある
*恵方とは正月に神が来訪する方角をさし、恵方は毎年変わる
*その年の恵方にあたる神社に参拝に出かけることが恵方参り
*これは昔から行われていた
☆昭和の時代には、節分にまく豆を年の数だけ食べるということ
*子どもには一つの楽しみになっていた
*食べ物をめぐる環境がよくなった現代においては
*豆を食べるだけでは物足らない
☆恵方巻を食べ楽しい楽しい
*新しいしきたりが考案され、それが歓迎された
⛳廃れゆくしきたり
☆しきたりは、生活のなかに組み込まれている
☆しきたりは、生活のなかに組み込まれている
*生活が変化していくと、しきたりが、時代とそぐわない場合
*そのしきたりは廃れていく
☆具体的な例お盆の「送り火」と「迎え火」
*お盆の期間中に戻ってきた先祖の霊や「おしょうらい」と呼ばれ
*迷っている霊をあの世に送り返すためのもの
☆家の前での、迎え火と送り火、最近では、ほとんど見かけない
☆家の前での、迎え火と送り火、最近では、ほとんど見かけない
*昔よりかなり廃れている
☆先祖などの霊を迎える、都会の家には迎えるための仏壇がない
☆先祖などの霊を迎える、都会の家には迎えるための仏壇がない
*わざわざ霊をもてなすための盆棚や精霊棚を用意する人もいない
☆都会の家では先祖を祀っていない家も多い
*近年では、盆は、生きている人間が故郷に帰るための休みの期間
*近年では、盆は、生きている人間が故郷に帰るための休みの期間
☆しきたりは時代とともに変化していく
*時代に合わなくなったしきたりは、意味がなくなり
*大きく変容したり、廃れていく
⛳復活したしきたりは元のままなのか
☆復活に苦労するようなこともある
*天皇の代替わりにともなって行われる「大嘗祭」
*大嘗祭は、新たに即位した天皇が、 一代に一度行う儀礼
*大嘗祭は、第41代の持統天皇からはじまるとされる
*持統天皇は、天武天皇の皇后であり、女帝だった
*後土御門天皇の大嘗祭が行われた後、応仁の乱が勃発した
*戦乱が続き、朝廷にある京都は混乱し荒廃したため
*220年間にわたつて、大嘗祭は中断されてしまった
*そのあいだに即位した代々の天皇は、大嘗祭を経験していない
☆大嘗祭が復活するのは、江戸時代に東山天皇が即位したとき
*長く中断した後では、もともとの形を復元するのは容易ではない
☆平安時代の中期の律令の施行細則に『延喜式』がある
☆平安時代の中期の律令の施行細則に『延喜式』がある
*『延喜式』では、大嘗祭の式次第について
*すべて文章で書かれており、図は一つも入っていない
*具体的にどういう形で儀式を営むのか、はっきりしないところも多い
☆儀式には、舞などの芸能も含まれるが
☆儀式には、舞などの芸能も含まれるが
*舞をことばで伝えることは絶対に不可能だ
☆しきたりが時代に合ったものでなければ
☆しきたりが時代に合ったものでなければ
*受け継いでいこうという気運も生まれない
☆古くから受け継がれてきたとされるしきたり
☆古くから受け継がれてきたとされるしきたり
*歴史が浅いということがよく見られる
*意味のあるしきたりを見出していかなければならない
(敬称略)
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⛳出典、『神社で拍手を打つな!』
「しきたり」「恵方巻」「迎え火・送り火」「大嘗祭」
(『神社で拍手を打つな!』記事より画像引用)
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