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心意気
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『ジェイコム男』『株式運用のプロ』『株はギャンブル』『効率的市場仮説』

2025年02月01日 | 
🌸 株で100万円が100億円になる理由1

寓話としてのジェイコム男
 ☆東証マザーズに新規上場したジェイコムの株式
 *61万円で1株売却しようとした証券会社
 *間違って1円で61万株の売り注文を出した
 *誤発注で当の証券会社は約400億円の損失を被ったが
 ☆ジェイコム男
 *この機を逃さず20億円を超える利益を手にした
 *27歳無職の男性がいたことが話題を集めた
 *のちに「ジェイコム男」と呼ばれるようになった
 ☆この男性、現在の資産は100億円位
 *スタートは、160万円で購入したジェイコムの株
 *年利換算すると900%の運用成績になる
 *銀行預金の金利は当時、年0.001%しかなかった

どうやったらそんなことができるか
 ☆”金融のプロ”と呼ばれるひとたち
 *庶民のこの素朴な疑間にぜんぜんこたえてはくれない
 *ふだんはあんなにエラそうにしゃべりまくってるくせに
 *急にうつむいて押し黙ってしまう
 ☆彼らは、ジェイコム男氏の存在を抹消したいと願っている
 *5年間で資産を1万倍にできるかなんてだれも知らないのだ
 ☆ジェイコム男氏
 *大学時代に株式トレードに興味を持ったが
 *株価収益率(PER)とか株価純資産倍率(PBR)とかの
 *これまで株式投資に必須とされてきた知識、興味がない
 *売買する会社がなにをしているのかもよく知らないらしい
 ☆株価の動きを見ながら頻繁に売買を繰り返すデイトレード
 *そうした知識はなんの役にも立たないからだ

⛳「株のプロ」っていったいなんなのだ

 ☆将棋・サッカー・野球にかぎらず
 *ほとんどの競技ではプロとアマチュアのあいだに高い壁がある
 *「プロ」とその競技から生活資金を得ているというだけではなく
 *素人が努力しても到達できない高みに達したひとたちへの呼称なのだ

 ☆株式運用のプロを金融業界ではファンドマネージャーという
 *彼らの成績、株式市場の平均値(株価インデックス)との比較で決まる
 *その年の運用成績が平均株価をわずかでも上回れば
 *ボーナスが上乗せされるし、逆だとカットされる
 *毎年、インデックスに0.01%勝ったとか負けたとかで大騒ぎする
 *「運用利回り900%」と比べたら雲泥の差が有る
 *だったら、「株式運用のプロ」っていったいなんだ

⛳プロのいないゲームを考える
 ☆コイン投げのプロというのは原理的に存在しない
 *コインが表か裏かは偶然によって決まり
 *その確率は、五分五分だからだ
 *宝くじのプロが存在しない理由も同様で
 *当せん番号は偶然で決まるからだ
 ☆ここに、株式投資の本質がある
 *20代無職の男性が”金融のプロ”を天文学的なレベルで
 *上回る成績をあげたということは、株がプロの競技ではなく
 *コイン投げやサイコロにちかい偶然のゲーム
 *すなわちギャンブルであることを、証明している
 ☆ギョーカイのなかに
 *「ジェイコム男は無視しとこう」という暗黙の了解ができたのは
 *これまで世間にひた隠しにしてきた
 *自分たちの暗い出自が白日のもとにさらされそうになったからだ
 ☆株式投資をコイン投げと同様に扱うことには有力な反論がある
 *勝ち負けは偶然によって完全に支配されているわけではない
 *そこに技術的な要素が加味された「効率的市場仮説」の
 *ブラックジャック・麻雀等のギャンブルかもしれない
 ☆麻雀でも、捨て牌から相手の手を予測したり
 *確率的に優位な牌で勝負するさまざまなセオリーがある
 *ブラックジャックも同様である
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『新・臆病者のための株入門』




『ジェイコム男』『株式運用のプロ』『株はギャンブル』『効率的市場仮説』
(ネットより画像引用)

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